企業にとってもリスクが高い
“睡眠時無呼吸症候群(SAS)”とは?
企業にとって大切な社員の健康を脅かすだけでなく、企業の安全性や生産性の低下にもつながるリスクのある疾患です!
睡眠時無呼吸症候群(SAS: サス)とは、睡眠中に呼吸が停止、または浅く・弱くなる病気です。代表的な症状としては「いびき」、「日中の強い眠気」があげられます。日本にはSASの方が300万人から500万人にものぼると言われており、働き盛りの30代から50代の男性に多く見られます。 監修:大井 元晴 (大阪回生病院 睡眠医療センター)
SASは、睡眠の質を著しく低下させ、
などのさまざまな症状が現れます。睡眠時に血液中の酸素低下や中途覚醒により睡眠の分断がおこり、脳や心臓、血管などへ負担がかかり、やがては、高血圧/不整脈/心筋梗塞/糖尿病など、身体にさまざまな機能障害を引き起こす原因になるとも言われています。
SASについての詳しい情報はこちら をご覧ください。
*1 Tregear S, et al. J Clin Sleep Med. 2009;5(6):573-581 *2 Tregear S, et al. Sleep. 2010;33(10):1373-1380
SASの特徴に日中に強い眠気を感じたり、居眠りをしてしまうことがあります。あなたの健康状態からSASの可能性をチェックすることができます。 以下の7つの質問にすべてお答えください。
(あてはまる項目の点数を合計してください)
質問 | 点数 |
しょっちゅう(常習的に)いびきをかく | 1.5 |
肥満傾向がある | 1.5 |
高血圧がある(高血圧の薬を飲んでいる) | 1.5 |
昼間の眠気・居眠りで困ることがある (仕事中、会議中、運転中など) | 1.5 |
寝付きは悪くないが、夜間の眠りが浅い または しばしば目が覚める (トイレで目が覚める場合も含む) | 1.0 |
いくら寝ても朝疲れが取れていない感じがする もしくは朝しばしば頭痛がある | 1.0 |
お酒を飲んでいない日でも、夜間寝ている時に息が止まる日がある | 3.0 |
監修:東京医科大学睡眠学講座 / 公益財団法人神経研究所 / 医療法人絹和会 井上 雄一
フィリップスが提案するSASの検査は社員が自宅で就寝中に行うことができます。
企業や社員のニーズに合わせて2種類の検査方法からお選びいただけます。
年間20,000人以上のスクリーニング検査の経験に基づき、企業や社員のニーズ、ご予算に合わせた無理のない検診スタイルをご提案します。
検査は就寝前に腕時計程度の小型の機器を装着し、ご自宅でどなたでも簡単に実施することが可能です。
機器の発送・データ解析・全国のSAS診療施設のご紹介までをサポートします。
大手交通会社(タクシー): 日の丸交通株式会社 様 要精密検査判定を受けた従業員に対しては人事部より受診を指導。
全運転手に対し2年に一回検診受診を義務化。
検診費用は全額会社負担。
詳細については こちらをご参照ください。
大手交通会社(鉄道)
他鉄道会社によるSASが原因となる新幹線居眠り事故をきっかけとし、SAS検診を開始。
全運転手に対し、フィリップスが提供するプレミアム簡易睡眠検査の3年に一度の受診を義務化。
検診費用は全額会社負担。
検査で陽性となった場合には、治療開始まで乗務禁止としている。
電車の安全運行に寄与している。
大手電機メーカー
産業医による会社役員への提案をきっかけにSAS検診を開始。
自覚症状を訴える社員に対し、検診費用を補助。
要精密検査の従業員に対しては人事部より受診を指導。
大手警備会社 警備員全員に対し、SASの検診の受診を義務化。 検診費用は全額会社負担。 結果が要精密検査や要治療と出た場合は、早期治療し、健康管理に努めてもらうよう指導。
警備員の健康管理強化の一貫としてSAS検診を開始。2017年にホワイト500健康経営優良法人認定取得。眠気や集中力の低下を引き起こすほか、高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの合併症を引き起こすリスクを早期発見するために検査を実施。
You are about to visit a Philips global content page
Continue