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お口の健康と病気

お口の健康と心臓疾患の関係

お口の状態は全身の健康のバロメーター?

最近の研究で、心臓疾患をはじめとする多くの全身疾患には、口腔内に症状が現れるものがあることが明らかになりました。例えば、顎の痛みは、心臓発作の危険性が高まっていることを知らせる兆候である場合があります。

また研究によって、歯周病の人は、歯周ポケットに潜む細菌や有害物質によって心臓発作を起こしやすいことも明らかになっています。細菌や有害物質が血流により血管内に侵入すると、血管の内壁に付着して血栓を創り出します。血栓は心臓への血流を妨げ、心臓発作の危険性を高めるのです。

 

これらのことを考えると、半年に1回の定期検診は、皆さんが思っている以上に重要であるといえるでしょう。特に、心臓疾患になる恐れのある方、すでになってしまった方、あるいは他の疾患を抱えている方は、歯科医師による定期検診をおすすめします。また、歯に関わらず過去にかかった病気や検診時の健康状態、どんな薬を服用しているかも歯科医師に知らせましょう。

心臓疾患の方や、その危険性の高い方は次の点に注意して下さい

• 歯垢除去力の高い歯ブラシとフッ素配合歯磨きを使って1日2回歯磨きをして、お口の健康状態を維持しましょう。

手磨きよりもソニッケアーなどの電動歯ブラシを使用した方が、歯垢を簡単に除去できます。歯磨きの後はフロッシングも忘れずに。

 

• 定期的に歯科医師、歯科衛生士の診察を受け、その際に自分の心臓の状態や身体の健康状態を伝えましょう。

 

• 歯周病の症状が出ている方は、医師に伝えましょう。

 

• 歯ぐきが赤くなっていたり、炎症を起こしていたり、出血しやすい人は、今すぐ歯科医に診察してもらいましょう。

 

• 抗生物質を含め、薬は医師の指示通りに服用しましょう。

増加する糖尿病患者

1985年には糖尿病患者は全世界でわずか3,000万人でしたが、世界保健機構(WHO)によれば、そのわずか10年後には1億3,500万人まで増大しました。現在では1億7,700万人を超え、しかもその3分の1から半数の人は診断を受けていません。

 

また、糖尿病予備軍の増加も懸念されています。糖尿病予備軍とは、血糖値が通常よりは高いが、まだ糖尿病と診断されるまでに至っていない状態のことです。全世界で3億5,000万人以上の人が糖尿病予備軍だと考えられています。最近の調査によれば、糖尿病予備軍であっても、長期の障害、特に心臓および循環器系への障害がすでに発生しているケースがあることがわかっています

糖尿病がお口の健康に及ぼす影響

64%近くの糖尿病患者が、すでにある程度進行した歯周病にかかっていると言われています。

 

糖尿病は病気の治癒を遅らせ、細菌に感染する危険性を高めます。したがって、糖尿病患者、特に血糖値を管理していない方は、合併症の危険性が高くなります。

 

糖尿病または糖尿病予備軍の方は、毎日、お口のお手入れをする際に次の点に注意しましょう。

• 1日少なくとも2回、お口全体をくまなく歯磨きし、毎日フロッシングしましょう。

 

• 喫煙者の方はたばこを止めましょう。糖尿病で喫煙を続けると、それだけ歯周病になる危険性が高まります。

 

• 6カ月ごとに歯科医の定期診断を受けましょう。その際、糖尿病であることを必ず歯科医に伝えましょう。

 

• 歯ぐきに痛みを感じたり、ドライマウス(口腔乾燥症)になったり、歯ぐきの一部が白くなっていたり、口の中で嫌な味がすることに気づいたら、すぐに歯科医の診察を受けましょう。

 

• 正常な血糖値を維持することは、身体全体の健康だけでなく、お口の健康のためにも重要です。

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