ハートスタートFRx

 AEDは毎日の点検が大切です。点検の方法については点検手順書をご確認ください。
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特長

ハートスタートFRxは、使いやすく、頑丈で信頼性の高い、その場に居合わせたすべての方向けの製品です。警察官による救助の現場、 学生競技が行われているフィールド、就業中の職場。他の多くの除細動器にとっては厳しい環境や状況の中でも、心室細動による突然の 心停止に対する処置のためのソリューションとして、FRxをお使いいただけます。
ハートスタートFRxに活かされた技術開発は、いわば遺伝子として受け継がれたもの。突然の心停止に対処するためにFRxに新たに採り入 れられた技術は、ハートスタート・ファミリーの除細動器がこれまで積み重ねてきた成果に支えられています。

現場の使用条件を想定した設計
ハートスタートFRxは非常に頑丈です。
国際規格のIP55を取得、液体やチリ・埃の侵入に対し、高い堅牢性を備えています。また、最大約227kgの負荷、1メートルの高さから のコンクリート上への落下に耐えることができます。
※IP:保護等級IPといい、機器の防塵、防水に関する保護を規格化しているもので、IEC(国際電気基準会議)規格で規定されている機 器の保護等級を記号で示したもの。人体及び固形物に対する保護等級と水の浸入に対する保護等級(IP Code)が設定されている。

小児用キー
ハートスタートFRxに小児用キーを差し込むだけで、小児モードに切り替わり、小児用の心肺蘇生法(胸骨圧迫/人工呼吸)の手順を示す ガイドが流れます。適切なパッド配置を示すパッド・アイコンも点滅し、ショック時のエネルギー出力が小児(年齢1歳以上8歳未満または体重 25kg未満)に適したレベルまで低減されます。

心肺蘇生法の音声ガイド(CPRコーチング)
ハートスタートFRxは、成人と小児の両方に使用できる心肺蘇生法の音声ガイドを備えた 除細動器です。心肺蘇生法の音声ガイドは、救助者に対して基本的な胸骨圧迫/人工呼吸の 手順を音声で詳しく説明します。

 

プリコネクト・タイプのSMARTパッドII
あらゆる傷病者に使用できるパッドです。あらかじめ接続されているパッドは成人と小児の 両方に使用が可能です。
また、成人用、小児用と、異なるパッドをそれぞれ購入する必要がないため、費用を削減できます。

プラットフォーム
ハートスタートFRxは、ハートスタートHS1と同様に使いやすく、心肺蘇生法の音声ガイド(CPRコーチング)やアイコンによる直観的な 操作など、HS1と共通の機能を数多く備えています。また、小型で軽量ながら(1.5kg)、突然の心停止になった傷病者の救命の手順を指示 する機能をもっています。
ハートスタートFRxでは、聞き取りやすく落ち着いた口調の音声メッセージとわかりやすいアイコンによって、操作の各ステップのガイ ドが行われます。救急車を呼ぶように指示する音声メッセージも流れ、青のi-ボタンを押すと、心肺蘇生法のガイドを行うCPRコーチング機能 が起動します。また、点滅するアイコンを参照して除細動の各ステップを実行できます。
ハートスタートFRxにはフィリップス製の二次救命処置(ALS)用除細動器との互換性があるので、救急隊の到着後の引き継ぎもすばやく簡単に行えます。

 



 

安全性

AEDは痙攣している心臓に電気を流す(電流)ことによって、もとの状態に戻そうとする機械です。 痙攣を元に戻すには、適正な電流値が必要です。
この電流値を出すためのエネルギーの大小が、正確な除細動と心臓へのダメージに大きく関連します。 エネルギーが大きいと、心筋にダメージが残る可能性がありますが、一方、エネルギーが小さすぎると今度は正確に痙攣を止めること が出来なくなるため、エネルギー量を調整することはAEDに求められる重要な要素のひとつと言えます。
フィリップスではこのエネルギー量を150ジュールとした二相性波形「SMART Biphasic」をハートスタートAEDに採用しています。

 

クイックショック
AHA※では心肺蘇生法についてのガイドラインが、5年ごとに改訂されます。
ガイドライン2005では、『出来るだけ早期から、十分な強さと十分な回数の胸骨圧迫が絶え間なく行われることが重要』と説かれて います。 このため、たとえ除細動を行うためであっても、胸骨圧迫の中断時間は出来るだけ短いことが望まれます。胸骨圧迫中断後、AEDの ショックが必要かどうかを判断し、必要な場合はそのための充電を開始しますが、これらのことを行うために多少の時間がかかります。
フィリップス ハートスタートAEDでは、AHAの推奨する10秒以内にショックを行うことが可能です。これにより胸骨圧迫の中断時間を、 出来るだけ短く保つことが可能です。

 

 AHA(American Heart Association : アメリカ心臓協会)
「心血管疾患、脳血管疾患による死亡と後遺症を軽減すること」を使命とする権威ある団体。心疾患を研究する世界各国のドクターが参加する総学会を年1回主催し、 心血管疾患、脳血管疾患に関する多くの研究発表が行われる。 5年ごとに改訂されるAHAガイドラインには突然心停止に関する項目も含まれ、様々な研究結果をもとに、 もっとも救命効果の高い方法がガイドラインとして出される。

 

 

 

 

 

 

ショックキャンセル機能
AEDが解析を始め、「ショックが必要」と判断した場合、AEDはショックのための充電を始めます。 ところが、この充電が始まってから心臓が正常な状態に戻ることが、稀にあります。
ハートスタートは、充電を始めてからも常に心臓の状態を解析し続けているため、このような場合にも「心臓が正常に戻った」ことをすぐさま察知し、 ショックが打てないようにショックをキャンセルする機能がついています(ショックがキャンセルされると、'ショックをキャンセルしました'と音声ガイダンスで知らせてくれます)。
※機械が'ショックは不要'と判断した場合は、ショックボタンを押しても電気は流れません。

 

解析精度:SMART Analysis
SMART Analysisは、心電図解析技術として定評あるフィリップスのテクノロジーであり、 FRxでは、必要な場合にのみショックが行われます。SMART Analysisにより傷病者の心電図が自動的に解析され、ショックが必要と判断 されない限り、ショック・ボタンを押してもショックは行われません。


 

安心してお使いいただくために

AEDはセルフテストを行っています
ハートスタートFRxは装着が簡単なバッテリで動作します。また、除細動器内で自動的に行われる毎日、毎週、毎月のセルフテスト によって、パッドの準備状態、回路とシステムの機能や校正が確認されます。
点滅する緑の使用準備完了ランプによって、除細動器が使用可能な状態であることを確認できます。

AEDに求められる条件
AEDは、いつどこで発生するかわからない心停止に備えるための機械であり、それを操作する可能性のある人を特定することは困難である と考えられます。
そのため、「誰でも」「簡単に」「安心して」「安全に」使うことが出来ることが重要な条件となります。

 

販売名:ハートスタート FRx
薬事承認番号: 22000BZX00305000
型番: 861304
高度管理医療機器
特定保守管理医療機器