患者モニタリング
Masimo Rainbow SET® テクノロジー

Masimo
rainbow SET®
テクノロジー

Masimo社のテクノロジーを搭載したPhilips IntelliVue生体情報モニタは、ベッドサイドで信頼性の高い連続血中ヘモグロビンモニタリングが可能になります。採血と採血の間のヘモグロビン値を非侵襲的に連続して得られることで、患者の状態がより的確に把握できます。さまざまな臨床環境で実証されたモニタリングによって、シンプルな業務フローと医療コスト低減の両立を目指します。

標準パラメータ

Masimo SETパルスオキシメトリ

経皮的動脈血酸素飽和度

脈拍数

脈拍数

灌流指標

灌流指標

オプションパラメータ

脈波変動指標

脈波変動指標

規格化パラメータ

トータル
ヘモグロビン濃度

規格化パラメータ

メトヘモグロビン濃度

規格化パラメータ

カルボキシ
ヘモグロビン濃度

規格化パラメータ

アコースティック呼吸数

規格化パラメータ

動脈血酸素含有量

主な測定パラメータについて

 

SpO2 - 酸素飽和度の測定。体動中および低灌流時にも測定可能

 

SpHb®1 - 非連続な採血による血液サンプル測定の間でのヘモグロビンの変化を、非侵襲的かつ連続的に測定

 

PVi® - 1回以上の呼吸サイクルで生じる灌流指標 (PERF) の動的変化の測定値

Philips IntelliVueおよびMasimo Horizon Trends

Philips IntelliVue および Masimo Horizon Trends

 

Horizon Trendsは、多数のPhilips IntelliVueモニタに搭載されています。これにより、バイタルサインの変化をグラフィカルに表示することが可能で、その偏移がわかりやすく表示されます。

Masimo Rainbow SETのパラメータ

Masimo rainbow SET®のパラメータ

 

Masimo社とのパートナーシップの一環として、Philips IntelliVue生体情報モニタにMasimo rainbow SET®を含むMasimo社の非侵襲的モニタリングテクノロジーを搭載しました。rainbow SET®テクノロジーでは、オプションで臨床パラメータを別途追加できます。

Philips IntelliVueモニタ上にMasimo測定値を表示


操作性のよいIntelliVueモニタのディスプレイ上に、患者バイタルサインをMasimo rainbow SET®パラメータと組み合わせて表示できます。

更にトレンドデータを画面に加えることで、臨床における意思決定を能動的にサポートします。

Masimo Rainbow SETのパラメータ

Masimo rainbow SET®のパラメータ

 

SpO2      経皮的動脈血酸素飽和度

SpHb®   トータルヘモグロビン濃度

PVi®        脈波変動指標

Pi             灌流指標

SpOCTM  動脈血酸素含有量

SpMet®  メトヘモグロビン濃度

Masimo Rainbow Horizon Trends

Horizon Trends

 

Horizon Trendsでは、患者の状態変化が適切なタイミングで表示されます。優位な臨床的偏差を速やかに識別することで、患者への適切なアクションを取るためのサポートをします。

非侵襲的なrainbow SET® テクノロジー


高性能のrainbow SET®センサは、多波長を使用して、トータルヘモグロビン濃度 (SpHb®)、脈波変動指標 (PVi®)、動脈血酸素含有量 (SpOCTM)、カルボキシヘモグロビン濃度 (SpCO®)、メトヘモグロビン濃度 (SpMet®) を非侵襲的かつ連続的に測定します。

SETテクノロジー

電子カルテ時代に最適

 

Philips IntelliVueモニタは、各医療施設のIT環境に最適に適合し、患者データをタイミングよく取り込んで電子カルテに送ります。従来の心拍数などのモニタリングデータを送信する仕組みを利用して、新たに加わった連続ヘモグロビンデータも同様に電子カルテに保存ができます。

 

IntelliVueの製品ラインアップは、2002年以降に世界で100万台以上が販売されており、品質についてはその実績が証明されています。

非侵襲的測定の利点 – 臨床発表より


採血による血液検査と、非侵襲的なSpHb®によるヘモグロビンモニタリングを組み合わせて使用することで、救命救急室や手術室、その他の臨床環境現場で有用だと報告されています。

スタットアイコン1

失血の少ない手術の場合

不要な輸血の抑制

> 輸血の頻度を87%低減

    (4.5%から0.6%まで低下)²

 

> 平均輸血単位を90%低減
   (1患者あたり0.1単位から0.01単位まで低下

スタットアイコン2

失血の多い手術の場合

不要な輸血の低減

> 3単位以上の輸血を受けている患者の割合が73%から32%まで低下³*

 

> 平均輸血単位が47%低下
   (1患者あたり1.9単位から1.0単位まで低下)³*

輸血が臨床的に不要という意図ではありません。輸血が必要な際は、適切なタイミングで実施してください。

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Rainbow SET搭載のPhilips IntelliVue

rainbow SET®搭載のPhilips IntelliVue

 

IntelliVue生体情報モニタは、患者の状態を的確に把握するために、優れたヘモグロビン測定テクノロジーを使用して、非侵襲的かつ連続的な患者モニタリングができます。

当社とMasimoのパートナーシップ

Masimo社とのパートナーシップ

 

フィリップスとMasimo社は、臨床現場へのさらなる貢献に向けた取り組みとしてパートナーシップを結びました。

 

参考文献

 

Masimo社の臨床報告は、すべてこちら(www.masimo.com/evidence/featured-studies/feature/)から閲覧できます(英文)。

(1) SpHb®**モニタリングは、臨床検査の置き換えとすることを目的としていません。臨床判断を行う前に、検査室等での血液サンプルの分析を行う必要があります。

(2) Transt . 2014. 5:237.DOl:10.4172/2155-9864.1000237

(3) Awada WN et al J Clin Mon it Comput. DOI 10.1007/s10877-015-9660-4.

*研究プロトコル:研究者が「SpHb®が減少傾向にあって10 g/dlを下回る」と認めた場合、各群について輸血を開始し、SpHb®が上昇傾向を示して10 g/dlを超えるまで継続しました。輸血のしきい値は10 g/dlとしていますが、これは研究プロトコルで定めたもので、すべての患者に適切であるとは限りません。採血による血液サンプリングは対照群と試験群とで同一とし、 動脈血は20ゲージで橈骨動脈から採取しました。

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