フィリップスは、CT に関連するあらゆるテクノロジーを進化させることにより、さらなる診断能の向上と迅速かつ自動化されたワークフローを提供することを目指しています。
最先端のマルチスライス CT を使用することで、医療従事者および患者の満足度向上に貢献します。
4月 12日から 3日間、パシフィコ横浜で開催されました「2024国際医用画像総合展 ITEM2024」に出展し、新製品である CT 5300 の国内初展示を行いました。
CT 5300 は AI 画像再構成 "Precise Image" と新型検出器 "NanoPanel Precise Detector" を搭載することで、いままで以上に高画質と低被ばく撮影を実現するプレミアム CT です。さまざまな領域の臨床画像を展示し、お客様の注目を集めていました。特に心臓 CT の画像には多くのお客様が足を止め、その画質の高さに驚きの表情を浮かべていたのが印象的でした。
また、CT 5300 には "CT Collaboration Live"という遠隔環境での医療従事者間のコミュニケーションを可能にする新しいソリューションを搭載しました。
会場では、"CT Collaboration Live" のデモンストレーションを行い、お客様ご自身で遠隔地から CT コンソールを操作したり、コンソール画面を遠隔地と共有するなどの体験をしていただきました。このようなソリューションは放射線科全体の働き方改革にもつながると非常に好評をいただきました。
座長:北川 覚也 先生(三重大学 先進画像診断学講座)
演者:井谷 健太(フィリップス CTモダリティセールススペシャリスト)
2024年 2月 10日に行われた第98回日本心臓血管放射線研究会ランチョンセミナーにて、フィリップスは最先端心臓 CT 技術を紹介しました。循環器領域に焦点を当てた Spectral CT の有用性として高速撮影を軸に心臓撮影技術、ワイドヘリカル撮影、2 層検出器における臨床的付加価値を解説しました。
北川 覚也 先生
井谷 健太
Precise Cardiac は AI を使用した心臓専用画像再構成です。異なる心位相、管球位置におけるプロジェクションデータを基に冠動脈の動きをベクトル解析し Motion の抽出と推定を行い、Motion のあるデータを静止しているデータへ補正することで冠動脈のブレを抑制した高品質な画像を描出する技術です。
臨床例では平均心拍 94bpm の症例に、Precise Cardiac で再構成を行った画像を紹介して反響をいただきました。
心サルコイドーシスは、さまざまな遅延造影のパターンを呈し、細かな病変であっても致死性の高い心室性不整脈、心不全を来たすことから、早期病変の検出は重要です。
心筋の遅延造影では従来画像と比較し、ヨード密度画像で心室中隔壁に心基部からの LIE が境界明瞭に観察することができ、MRI の LGE とも同様の所見を認めています。
LIE と LGE の相関については論文が発表されていることも併せて紹介しました。
販売名:全身用X線CT装置 CT 5300
医療機器認証番号:306AFBZX00013000
設置管理医療機器/特定保守管理医療機器
管理医療機器
販売名:スペクトラル CT 7500
医療機器認証番号:303AFBZX00042000
設置管理医療機器/特定保守管理医療機器
管理医療機器
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