進化し続ける医療。人々の健康に対する限りない想い。
最先端の医療ネットワークシステムの統合化によるデータ連携。
時と場所を問わず提供される意思決定のためのさまざまなデータ。
フィリップスでは、現代医療が抱えるこれらの課題を解決するために、
データ、テクノロジー、人々とを一つにつなぎ、よりシームレスなソリューションを提供していきます。
これにより、存在するさまざまな隔壁をなくし、みなさんとともに新しい医療の理想を実現します。
一緒に進んでいきましょう。
人々の健康に対する思いは無限です。そして、医療の可能性も無限です。
There’s always a way to make life better.
4月13日から15日にパシフィコ横浜で開催されました『ITEM in JRC 2018』の出展レポートをお送りいたします。
フィリップス・ブースでは、“First Time Right”をテーマに画像診断のアウトプットを最大化する「Value Based Care」を中心に展開いたしました。”First Time Right”は診断のアウトプットを向上させ、臨床的意思決定の簡素化に貢献することであり、これらは医療現場において最も重要な課題です。フィリップスはその問題解決、患者の負担軽減、医療従事者の皆様をサポートする製品、およびサービスをご提案いたします。
この”First Time Right”のコンセプトに基づき、この度三つの新製品をラウンチいたしました。まず一つ目はMRI 3.0T「Ingenia Elition 3.0T」、二つ目は「IQon Elite Spectral CT」、次にデジタルPET/CT「Vereos」を発表させていただきました。これらの新製品は、診断のアウトプットを向上させ、患者のストレスを緩和し、再現性・信頼性の高い検査を実現いたします。
MRIブースでは新製品のIngenia Elition 3.0TおよびIngenia Prodiva 1.5T CXを展示し、Confident、Speed、Comfortの3つをテーマにご紹介いたしました。Ingenia Elitionでは、新たに開発されたハイパフォーマンスグラジエントを搭載し、RFコイルと受信系システムなどMRシステム全体のデジタル化を可能とするdSync technology(ディーシンクテクノロジー)のプラットフォームにより、さらに質の高い検査をご提供いたします。また、次世代の高速撮像技術であるCompressed SENSEとの組み合わせにより50%以上の撮像時間の短縮を実現するとともに、同じ撮像時間で今まで以上の高空間分解能撮像を図ることが可能となり、診断に確信が持てる画像をご提供いたします。さらに、ComfortPlus Mattress (コンフォートプラスマットレス)は、検査中の患者の快適性を追求いたしました。映像と音楽によるリラックスした環境で検査を受けることを可能にするIn-bore Experience(インボアエクスペリエンス)とともに、検査中のストレスから解放いたします。
CTブースでは、二層検出器の搭載によりすべての検査でレトロスペクティブにスペクトラルイメージングが可能なIQon Spectral CTの国内臨床例を中心にご紹介いたしました。また、画像処理能力を大幅に向上させたIQon Elite Spectral CTを発表し、新たに追加されたスペクトラルリザルトである“Calcium Suppression”における骨髄イメージングや“Electrondensity(電子密度画像)”による臨床領域のさらなる適応拡大と将来性を提示いたしました。
フィリップスが掲げる”First Time Right”のコンセプトのひとつである「正しい治療方針を決定するための適切な検査の実施」の示すとおり、IQon Elite Spectral CTが「確信度の高い診断と診断・治療戦略決定までの時間短縮」を実現いたします。さらに、64スライス以上のすべての機種に搭載可能なシステムモデル逐次近似再構成「IMR Platinum」もご紹介し、最大90%ノイズ低減を実現した再構成法を用いた「低線量&高画質」「低造影剤量」画像をご覧いただきました。
今回初めて展示されたフルデジタルPET/CT「Vereos」は、フィリップスが開発したデジタルフォトンカウンティング(DPC)技術を採用し、AD変換の必要がないフルデジタルPET/CTです。クリスタルの光を1対1に収集する1:1カップリング技術を実装、高空間分解能を実現し、画質とともにPETに求められる定量性の両性能が向上しています。また、より高速となったTime-of-Flight(ToF)時間分解能は実効感度を向上し、画質の改善とともに低被ばく、データ収集時間の大幅な短縮を実現いたします。
“診断のアウトプットを向上させ、患者のストレスを緩和し、再現性、信頼性の高い検査を実現する。”という”First Time Right”を実現するソリューションとしてご紹介させていただきました。
X線撮影装置の展示エリアでは、“動く一般撮影室”とも呼べる高いX線出力を持つ移動型X線撮影装置「MobileDiagnost wDR」の実機展示により、その高い操作性をご体感いただきました。また、一般撮影装置「DigitalDiagnost」に関しては、画像処理技術「UNIQUE」の幅広い画質調整による臨床画像をご紹介させていただきました。今回特にご評価いただいたのは、両製品にも搭載されているグリッドレス撮影機構「SkyFlow Plus」です。使用時の撮影条件の入力が要らず、全身のあらゆる部位の撮影に適応可能な「SkyFlow Plus」は、患者にとっては検査時間の短縮、被ばく線量の低減、医療従事者にとっては業務負担の軽減につながります。
今後もフィリップスのX線撮影装置は、高い検査効率を通じてフィリップスのテーマである”First Time Right”のひとつである「患者負担の軽減、医療従事者へのサポート強化」を実現する検査室を、皆様にご提案いたします。
血管撮影装置ブースでは、フィリップスが誇る最新のプラットホームを搭載したAzurion 7 M20の実機を展示いたしました。
Azurionは低被ばくと高画質の両立はもちろんのこと、Workflow innovationをコンセプトに開発されました。例えば、コンソールにIVUS、PACS、RIS、電子カルテ、ワークステーション等の周辺機器を組み込むことが可能になりました。また、それらを共通のマウスとキーボードで直接操作することも可能です。
Workflow innovationについて海外施設で行った検証では、Azurionはカテーテル治療における手技時間を17%短縮することが認められ、飛躍的な検査効率の向上が示唆されました。
日程 :2018年4月13日(金)~15日(日) 4月13日(金)10:00~17:00
4月14日(土) 9:30~17:00
4月15日(日) 9:30~15:00
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1 TEL: 045-221-2121 (みなとみらい線みなとみらい駅より徒歩3分、JR桜木町駅より徒歩12分、バスで7分、タクシーで5分)
会場マップ:
Philips ブース
日時:2018年4月13日(金)12:00-12:50 これからの画像診断はこう攻める! - 時短だけではもったいない! -
会場:パシフィコ横浜 会議センター 315
座長:高瀬 圭 先生(東北大学病院)
IQonスペクトラルCTでかわる! 循環器画像診断
演者:真鍋 徳子 先生(北海道大学病院)
日常臨床にC SENSEが与えるインパクト
演者:片平 和博 先生(熊本中央病院)
日時:2018年4月14日(土)12:00-12:50 次世代アンギオ装置“Azurion”が臨床現場にもたらす価値
会場:パシフィコ横浜 会議センター 416+417
座長:大須賀 慶悟 先生(大阪大学医学部附属病院)
インターベンションにおける"Azurion"の革新と実力
演者:滝村 英幸 先生(総合東京病院)
PADインターベンションにおける"Azurion"の有用性
演者:横井 良明 先生(岸和田徳洲会病院)
【整理券について】 ランチョンセミナーは整理券制です。
整理券をお持ちの方より優先的にご入場いただけます。(整理券はなくなり次第配布終了)
なお、整理券はセミナー開始10分後に無効となりますのでご注意ください。
配布場所:パシフィコ横浜【 会議センター1階およびアネックスホール】
配布時間:4月13日(金)・14日(土) 7:15~11:45
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