フィリップス、血管撮影装置の新プラットフォーム「Azurion(アズリオン)」を発売

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社：東京都港区、代表取締役社長：堤 浩幸 以下 フィリップス)は、本日3月22日(水)より、血管撮影装置の新世代プラットフォーム「Azurion(アズリオン、以下 Azurion)」の販売を開始します。

「Azurion」は、患者様により負担の少ない、虚血性心疾患等のカテーテル治療時に使用される血管撮影装置です。
従来の被ばく低減と高画質を両立したClarity IQテクノロジーに加え、新たに開発した運用システム「コネクトOS」により、他社の周辺機器も含めたカテ室内の機器情報を1つのパネルで表示し、直感的に操作することが可能です。また、画像撮影中も操作室で別の作業ができるため、今までできなかった並行作業を実現し、手技時間を削減します。

さらに、手技の事前準備もワンタッチで行えるため、今までは医師や治療目的ごとに設定していた準備時間を短縮するだけでなく、セットアップ段階でのエラーリスクも低減します。これにより、医療従事者の作業負担を減らすだけでなく、時間短縮によってより多くの患者様が治療を受けることができます。

「Azurion」の希望販売価格は4億円で(税込、仕様により異なります)、国内初年度の販売台数は約20台を見込んでいます。

フィリップスは、新しいプラットフォームの提供により、医療従事者のワークフローを改善し、より質の高い治療を、より多くの患者様に提供することを目指します。