株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は、「2030年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。
このたびの新型コロナウイルス感染症に罹患された患者様とご家族の皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに1日も早い回復をお祈りいたします。また患者様の治療にあたっていらっしゃるすべての医療従事者の皆様に感謝と敬服の念をお伝えします。
フィリップスでは、新型コロナウイルス感染症拡大への対応として、トリプル・デューティー・オブ・ケアと名付けた3つの義務、1. 常にお客様の重要なニーズを満たすこと、2. 当社従業員の健康と安全を守ること、3. 事業の継続性、を確保することを定め、それらの義務を果たすためにグローバル対策チームと地域対策チームを立ち上げ、迅速な連携に努めています。
このたびフィリップスは、在宅呼吸ケアに関わる医療従事者と患者をつなげる「eHomeCare(イー・ホームケア)呼吸管理プログラム」を株式会社インテグリティ・ヘルスケアと共同で開発し、6月上旬に販売を開始することが決定しましたのでお知らせいたします。eHomeCareは、遠隔モニタリング機能を有することで患者様の状態を継続して見える化します。さらに、同時に様態変化のリスクが検出された場合は指定された先に通知をします。この見える化とリスクの早期検出で医療従事者や関係者は、患者の様態変化を把握しながら安心して在宅呼吸ケアを継続できます。また、株式会社インテグリティ・ヘルスケアの疾患管理システム「YaDoc(ヤードック)」をベースにしたプログラムであるため、患者はiOSアプリをダウンロードすることで、オンライン診察の提供を簡便に受けることができ、対面診察が難しい状況下においても質の高いケアの提供を継続できます。