株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は、本日より、ローテーショナルIVUSカテーテルの新製品「Refinity(リフィニティ)」を順次販売します。
「Refinity」は、IVUS(Intravascular Ultrasound:血管内超音波検査法)に用いられる診断カテーテルです。狭心症や心筋梗塞に代表される虚血性心疾患において、心臓に酸素や栄養を送る冠動脈が狭窄した場合、バルーンによる拡張やステントを留置する治療法が行われます。この治療時に血管内超音波検査を行うことで、狭窄箇所を詳しく観察でき、医師は病変に合った治療法や医療機器を選択することができます。
「Refinity」は、従来製品より細いカテーテル構造を採用し、より高い通過性能を実現、また、ショートチップを採用することで、血管内のより遠位部の診断が可能となりました。 これにより日常臨床においてより高い価値を提供します。
プルバック長 | 15cm |
カテーテル有効長 | 135cm |
プロキシマルシャフト外径 | 3.0F |
最大適合ガイドワイヤー外径 | 0.014" |
最小適合ガイドカテーテル | (ID ≥ 0.056") |
ディスタルシャフト(トランスデューサ部)外径 | 3.0F |
ガイドワイヤールーメン長 | 15.5mm |
チップ先端~トランスデューサ先端 | 20.5mm |
チップ先端~X線不透過マーカー中央 | 5mm |
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケアプロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニタ、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。また、照明製品、装置およびサービスの世界的リーダーであるフィリップス ライティングはフィリップスの完全子会社です。フィリップスはオランダを拠点に、2016年の売上高は174億ユーロ、オランダを拠点に全世界に71,000人の従業員を擁し、世界100カ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(https://www.philips.com/newscenter/)
1891年オランダで創業し、ビジネスモデル変革と長い歴史の中で培った技術と知見を生かしながら、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」においてイノベーションを実現してきたヘルスケア・カンパニーです。フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢者社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2017年10月1日より社名を変更し、ヘルステックカンパニーとして、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいます。今後、「病院」というプロフェッショナルな分野におけるフィリップスの先進医療機器と、パーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がり、デジタルプラットフォーム上でビッグデータが解析されることで、総合的な医療、リアルタイム分析、付加価値サービスが可能になります。これにより、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供し、医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指しています。(https://www.philips.co.jp)
株式会社フィリップス・ジャパン コミュニケーション担当