株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、 代表取締役社長:ジャスパー・アスエラス・ウェステリンク、 以下 フィリップス)は、 「2030年までに25億の人々の生活を向上させる」を達成目標に掲げ、 健康な生活、 予防、 診断、 治療、 ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち、 すべての人々のより良い健康と満ち足りた生活の実現をめざしています。
このたびフィリップスは、新しいビジネスモデル「MR Subscription(MRサブスクリプション)」の販売を4月15日(金)より開始します。
業界を問わず、ビジネスは価値主導型やパートナーシップ型へと根本的に変化しています。このようなダイナミックな変化により、「as a Service」や「Subscription」といった新しいビジネスモデルが注目されています。医療現場は、安定した最高の医療サービスの提供が求められる一方で、診療報酬や社会医療制度の変化にともなう経済活動の複雑化の対応に疲弊しています。この新しいビジネスモデル「MR Subscription」は、予測可能で透明性の高い投資で医療現場の臨床価値を最大化するためのサービスです。
従来のビジネスモデルでは、MRシステムの拡張や新しい機能の導入は容易ではなく、部門内での導入の検討時間や複雑な承認プロセスが必要でした。また、導入した機能の成果を数値的に図ることが困難でした。「MR Subscription」は、定額でフィリップスのすべてのMRアプリケーションソフトウェアにアクセスできる、将来を見据えたビジネスモデルです。「スピード」と「クリニカル」の2つのプランを提供し、医療機関の診療科ごとや患者様のニーズに合わせて選択できます。初期投資を抑え、予測可能で透明性の高い継続的な投資でMR部門の生産性の最大化を支援します。
また、要望に応じてMRシステムの使用状況のレポートを閲覧できるサービスの導入を今後予定しています。インストールした機能がどれだけ活用されているか、もしくは使用していない機能が医療機関の運用パターンにどれだけ利益をもたらすかを事前に特定することができます。これらは、運用戦略の方向づけに役立ちます。