株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、 代表取締役社長:ジャスパー・アスエラス・ウェステリンク、 以下 フィリップス)は、 「2030年までに25億の人々の生活を向上させる」を達成目標に掲げ、 健康な生活、 予防、 診断、 治療、 ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち、 すべての人々のより良い健康と満ち足りた生活の実現をめざしています。
この度フィリップスは循環器に特化した超音波診断装置「EPIQ CVx」のRelease 9.0の販売を開始します。「EPIQ CVx」 Release 9.0の主な新機能として、成人用体表3Dトランスジューサ「X5-1c」と自動計測機能が搭載されます。
まさに今、世界は心不全パンデミックとも呼べる時代に突入しています。世界中で2600万人の心不全患者がおり、40歳以上の5人に1人は生涯で心不全に罹患すると言われています[1]。
さらに近年、循環器領域では抗がん剤治療関連心筋障害の増加、構造的心疾患(SHD: Structured Heart Disease)に対する治療法の多様化などから、体表からアプローチする侵襲性の低い心エコー図検査の需要が増大し、さらにはより高度で正確な診断が求められています。
「EPIQ CVx」 Release 9.0では高精細な画質による検査精度の向上や自動計測による検査時間の短縮をもたらし、これらのニーズに対応します。