株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区港南2-13-37、 以下 フィリップス・ジャパン)は2022年4月1日付で、堤浩幸に代わり、ジャスパー・ウェステリンク(Jasper Westerink)が、代表取締役社長に就任することをお知らせします。
ウェステリンクは、フィリップスに20年以上在籍し、これまでに、アフリカ、東南アジア、ヨーロッパなどの主要マーケットでさまざまなリーダーシップが求められるポジションを務めた経験豊富なエグゼクティブです。
ウェステリンクは、「フィリップス・ジャパンのリーダーとして、パートナーの皆様と共にヘルスケアを変革し、人々の健康と幸福の向上に貢献することを楽しみにしています。フィリップスは、人々の健康、正確な診断、画像誘導治療、コネクテッドケアをサポートするソリューションやサービスを提供し、デジタルプラットフォームと新しいビジネスモデルを活用して、フィリップスの主要マーケットの一つである日本での成長を促進させることに取り組んで参ります。そしてより多くの人が、より健やかな生活を送ることができる世界の実現を目指して取り組んでいきたいと考えています。」と述べています。
フィリップス・ジャパンは、2017年3月から5年にわたる堤のリーダーシップの下で、ヘルスケアのデジタル変革を加速してまいりました。実績として、国立大学法人東北大学、学校法人順天堂大学などの包括連携協定の締結をはじめとする、多くの自治体や機関との連携、医療MaaS(ヘルスケアモビリティ)への参入、そして、日本初のイノベーション研究開発施設Co-Creation Center(宮城県仙台市)の設立などが挙げられます。また株式会社アルム、インテグリティ・ヘルスケアとの資本提携なども積極的に進めてまいりました。
また、コロナ禍においてフィリップスは、遠隔診療をサポートするeHomeCare、遠隔集中治療ソリューションであるeICU をローンチし、 ヘルスインフォマティクスを強化してまいりました。さらに、2020年12月には、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)と包括的パートナーシップを締結し、スポーツヘルスの分野でも新しい一歩を踏み出しました。
ウェステリンクは、最近ではロイヤルフィリップスの市場参入、コンピテンシー構築、そして新しいビジネスモデルの構想に着目した、インターナショナルマーケットの戦略的ビジネスイニシアティブを指揮しました。また、フィリップス・インドネシアのトップとして同国におけるフィリップスの産業的・商業的足跡を再形成し、フィリップス・アフリカのトップも務めました。