株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、 代表取締役社長:堤 浩幸、 以下 フィリップス)は、 「2030年までに25億の人々の生活を向上させる」を達成目標に掲げ、 健康な生活、 予防、 診断、 治療、 ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち、 すべての人々のより良い健康と満ち足りた生活の実現をめざしています。
このたびフィリップスは、循環器用超音波画像診断装置「IntraSight Mobile(イントラサイトモバイル)イメージングシステム」(以下、IntraSight Mobile)の販売を開始します。「IntraSight Mobile(イントラサイトモバイル)」は、すでに発売されている「IntraSight (イントラサイト)イメージング システム」を移動可能にしたモバイルタイプで、複数のカテーテル室で血管内超音波検査(IVUS)および血管内圧測定を行うことができます。IntraSight(イントラサイト)シリーズでは「Simple. Smart. Seamless. 」をコンセプトに、インターフェイスを一新し、複雑なワークフローをシンプルにすることで、臨床場面での診断の効率化を図ります。
フィリップスのシステムの血管内圧測定では、機能的虚血評価指標のゴールドスタンダードであるFFR(冠血流予備量比)に加えて、iFR(瞬時血流予備量比 )の使用が可能です。iFRは大規模臨床試験によりFFRに対する非劣性が確認されており[1] [2]、日本循環器学会のガイドラインではFFRと並ぶ推奨クラスI、エビデンスレベルAの指標として明記されています[3] [4]。
「IntraSight Mobile(イントラサイトモバイル)」はタッチパネルPCを採用しており、指先でタッチすることで簡単に操作することができます。また、初見でもわかりやすいシンプルなソフトウェア構造とスムーズなデータ処理により、カテーテル室での医療従事者の作業効率を向上します。オプションとしてタッチスクリーンモジュールというコントロールパネル(子機)を接続し、ベッドサイドの清潔野でもシステムを操作できます。
IntraSight(イントラサイト)シリーズからはフィリップスリモートサービスへの接続に対応しており、遠隔診断によりトラブルへの迅速な対応を実現します。さらにフィリップスの画像診断装置「Azurion(アズリオン)」と一緒に使用することで、モダリティ間のシームレスな情報共有が可能となり、医療従事者の業務効率を向上させます。IntraSight(イントラサイト)シリーズはフィリップスのソフトウェアとハードウェアを基盤に開発されており、フィリップスの強みである幅広いポートフォリオ、拡張性の高い構造、スマートなデバイスとの接続などを兼ね備えています。
IntraSight Mobile(イントラサイトモバイル) は医療従事者に新たなソリューションを提供します。