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6 07, 2021

フィリップス、肺検査・診断をサポートするソフトウェアを新たに搭載した 超音波診断装置「Lumify (ルミファイ )」を発売開始



直感的デザインとベッドサイド診療に役立つツールで臨床医をサポートする携帯型超音波診断装置

株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、 代表取締役社長:堤  浩幸、 以下 フィリップス)は、 「2030年までに25億の人々の生活を向上させる」を達成目標に掲げ、 健康な生活、 予防、 診断、 治療、 ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち、 すべての人々のより良い健康と満ち足りた生活の実現をめざしています。

 

新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、ベッドサイドで簡易に行えるできるポイントオブケア超音波(POCUS)のニーズが高まっています。フィリップスは、2020年6月に販売開始した「Lumify」に新たに肺エコーの診断をサポートするソフトウェアを搭載し、6月7日(月)より販売を開始します。

 

「Lumify」は高画質な携帯型超音波診断装置として、災害や救急医療などで早いアクセスが望まれるプライマリケアから、麻酔や整形など広範囲の診断を必要とするポイントオブケア、さらに往診や在宅医療など、さまざまな医療シーンで活用されています。

 

「Lumify」は感染対策を考慮したデバイスを採用し、リアルタイムの画像共有機能の「Reacts[1]」を使用することでベッドサイドでの検査をサポートしてきました。これまで以上にベッドサイド診療のニーズに対応するため、新たに肺エコーの診断で必要となるB-Lineのカウントをリアルタイムに行うことができるソフトウェアを搭載しました。

Ignacio Lopez

「Lumify」の製品特長

①   直感的デバイスと各検査領域に対応する3種類のトランスジューサ
デバイスはAndroidベースで設計されているので、スマートフォンと同じような操作が行えます。また、トランスジューサは検査領域に合わせて3種類から選択でき、1台でほぼ全身の検査に対応できます。

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② 肺エコー専用ソフトウェアを搭載
肺炎などで発生するB-Lineをリアルタイムにカウントし、肺のセグメントごとにB-Lineの発生頻度をグラフィカルに表示することができます。病変の拡がりを視覚的に把握することができ、ベッドサイドで経時的な評価を行うことができます。

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③  リアルタイム情報共有機能 「Reacts」
「Reacts」はリアルタイムに撮像している画像などを遠隔地にて情報共有する機能です。共有できる情報としては、「Lumify」で撮像している画像、デバイスに搭載したカメラによる映像および音声、これに加えて各医療スタッフ間のデバイスで操作するポインターです。この機能は超音波診断のさらなる手技の向上のためのコミュニケーションや診断のサポートとして役立ちます。

  ④   感染対策を重視した設計
 
デバイスとトランスジューサはイソプロピルアルコールの拭き取り清掃に対応しています。また、デバイスはすべてタッチパネルで操作可能ですので、簡単に清掃が行えます。


[1]:ReactsはRemote Education, Augmented Communication, Training and Supervisionの略です。
別途、INNOVATIVE IMAGING TECHNOLOGIES INC.社との契約が必要です。本技術の提供には、各ユーザーによるインターネット環境の構築が必要となります。

 

フィリップス・ジャパンについて  

フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019年4月1日よりフィリップス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいるヘルステックカンパニーです。今後、病院で使用されるフィリップスの先進医療機器やパーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がることで、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケア・プロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供していきます。医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指します。(https://www.philips.co.jp

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ロイヤル フィリップスについて

ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケアプロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2019年の売上高は195億ユーロ、オランダを拠点に全世界に81,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/

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Lumify_トランスジューサ

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