株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は、「2030年までに25億の人々の生活を向上させる」を達成目標に掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち、すべての人々のより良い健康と満ち足りた生活の実現をめざしています。
このたびフィリップスは、放射線治療計画装置「Pinnacle」の新バージョン「Pinnacle Evolution」を4月1日(木)より販売開始します。
日本において放射線によるがん治療は近年ますますその件数が増加しており、またIMRT(強度変調放射線治療)に代表される高精度放射線治療が一般化しています。この状況の中で放射線治療計画を行う機器にはユーザーのニーズに迅速に応えること、また個々のスキルに依存せず高品質な治療を短時間で作成できることが望まれ、これらを実現するための自動化と効率化が求められています。
「Pinnacle」は、2001年に日本で販売開始して以来、オールインワンの多機能な放射線治療計画装置として、これまでに約300施設に導入され、お客様から好評をいただいております。
新バージョン「Pinnacle Evolution」では、IMRTやVMAT(強度変調回転放射線治療)の治療計画において作業者の負担を軽減し、高品質な放射線治療計画を実現します。また、ART(適応放射線治療)に対しても高精度な非剛体レジストレーションを使用したワークフローを提供します。