株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は、「2030年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。 このたびフィリップスは、コンパクトなデザインで長時間の外出時にも対応可能なバッテリ稼働の新たな携帯型酸素濃縮器「シンプリーゴー」を6月23日(火)より販売開始します。
在宅酸素療法を受けられるCOPD患者や神経筋疾患患者は、外出時に酸素ボンベを携帯する場合が多いにも関わらず、ボンベ残量への不安や、設定によってはボンベ交換頻度の高さから患者自身や家族に負担がかかってしまうことが課題となっています。こうした負担や不安から家に引きこもりがちになる患者も多く、患者が自分らしくアクティブに生活する上での障壁になる場合もあります。特にCOPD患者の場合は、運動不足によって身体活動性が低下することで、さらなるQOL低下の一因にもなるため、改善が求められていました。フィリップスは「シンプリーゴー」を導入することで、患者がアクティブに過ごせるようサポートいたします。また、フィリップスが提供するさまざまなサービスや、幅広い企業との業務提携により実現する、栄養補助食品、外出をサポートするサービス、人工呼吸器や、災害対策システム、クラウド型患者管理システムなどと組み合わせることにより、在宅環境を整え、さらなる患者のQOL向上に貢献していきます。
定常流(連続)モードは2Lまで対応可能です。呼吸を検知したときのみ酸素を供給するパルス(同調)モード、設定に応じて一定流量の酸素を供給する定常流(連続)モード、一定時間内に呼吸が検知されない場合に自動的に定常流モードに切り替わるスリープモードの3つを搭載しています。
災害や緊急時にも安心な最大3.4時間稼働※1のバッテリや、車での使用や充電が可能なDC電源にも対応しています。
トリロジーシリーズを始めとする人工呼吸器等※2へ添加する酸素供給源としてもお使いいただけます。
バッテリ付きで約4.5kgの小型設計のため、外出先やご自宅でも場所を取らずにご使用いただけます。
アクセサリバッグ、キャリーバッグのほかに 外出に便利な移動用カート(オプション)をお使いいただけます。
※1 設定、モードにより駆動時間が異なります。 ※2 対象機種はトリロジー 100 plus、トリロジー 200 plus、トリロジー Evoシリーズ、ドリームステーション Auto、ドリームステーション Pro、ドリームステーション BiPAP Autoのみです。
販売名 : シンプリーゴー 薬事認証番号 : 301AFBZX00052000 一般的名称 : 酸素濃縮装置 JMDNコード : 12873002 クラス分類 : Ⅱ 医療機器区分 : 特定保守管理医療機器 認証年月日 : 令和元年10月28日 製造販売業者 : 株式会社フィリップス・ジャパン
フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019年4月1日よりフィリップス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいるヘルステックカンパニーです。今後、病院で使用されるフィリップスの先進医療機器やパーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がることで、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケア・プロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供していきます。医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指します。(https://www.philips.co.jp/a-w/about/news/home.html)
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケア・プロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2019年の売上高は195億ユーロ、オランダを拠点に全世界に81,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/)