株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は、「2030年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。
このたびの新型コロナウイルス感染症に罹患された患者様とご家族の皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに1日も早い回復をお祈りいたします。また患者様の治療にあたっていらっしゃるすべての医療従事者の皆様に感謝と敬服の念をお伝えします。
このたびフィリップスでは、新型コロナウイルス感染症に対応が可能な人工呼吸器「トリロジー Evo
シリーズ(トリロジー・エボ・シリーズ)」が、厚生労働省および独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)において非常事態への対策として、薬事承認手続きを優先して迅速にご対応いただきました結果、5月12日(火)付けで薬事承認を取得し、日本への導入が決定しましたのでお知らせします。導入にあたって、まずは早期に数百台規模の国内入荷の調整を開始し、年内中には千台規模の入荷を目指します。なお、本製品はフィリップスのフラッグシップモデルであるトリロジー シリーズの後継モデルとして、米国をはじめとするその他諸国において、すでに数万台規模で導入されています。
フィリップスは日本国内の呼吸器疾患サポート領域におけるリーディングカンパニーとして、先日導入を発表した二相式気道陽圧ユニット「E30システム」に加え、このたび「トリロジー Evo シリーズ」を導入することで、現在の人工呼吸器不足の解消に向けさらに貢献してまいります。