株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は「2030年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。 このたびフィリップスは、以下の通りAccess CTの販売を開始いたします。 今日の画像診断において、CT検査の果たす役割は多岐にわたり、医療サービスを受ける上で標準的な検査の位置づけになりつつあります。Access CTは、その名の通り、誰もがアクセスし易いCTをコンセプトとし、平等な医療サービスのサポートをいたします。新設計16スライスCTのハードウェアとフラッグシップモデルに搭載される画像再構成法iDose4を搭載し、標準的なCT検査より低被ばくで、信頼性の高い画像を提供します。また設置性、コストパフォーマンスに優れており、小規模医療機関での導入と地域医療連携への貢献が期待できます。 Access CTは、CT検査へのアクセスをより容易に実現させるソリューションを提案します。
Access CTは幅広い臨床ニーズに対応する一貫性のある画質を提供し、検査依頼の増加を目指します。 - 3.5MHU X線管球 Access CT専用に開発されたX線管球は、体格の大きな患者や連続の撮影にも対応可能なハイパワーを備えながら、初期の導入や交換に関わるコストが抑えられるコストベネフィットも有しています。 -70kV撮影 被写体の体格が小さく内蔵脂肪の少ない乳幼児は、通常の管電圧120kVpで撮影した場合コントラストが付きにくく、この課題を解決するために新しく70kVpの低管電圧の選択が可能です。3.5MHU管球と合わせて幅広い検査ニーズに対応します。
Access CTはよりコストを抑え、効率的に診断を行うためのツールを標準搭載しています。これによりX線管球の長寿命化と安定した画質を提供します。 -X線管球の長寿命化 フィリップスCTの最上位機種にも搭載されている逐次近似画像再構成法のiDose4により撮影線量を下げても画質を維持できるため、CT装置の運用における最大コストであるX線管球の交換頻度を減らします。 -安定した画質 一連の検査を自動化するiFlowは、必要な画質を保つためにオペレータ間に生ずるばらつきを抑えます。
フィリップスの専門知識、ツール、トレーニングを通じて稼働時間を最大限に伸ばし、スムーズなシステム導入をサポートします。 -迅速な運用開始 iFlowの自動化インターフェースは、オペレーショントレーニングをより短期間にすることが可能です。 -24時間体制の確かなモニタリング 連続モニタリングが日常業務に影響しかねない問題を解決するため、患者のケアに集中できます。 -リモートサービス1 リモートサービスを活用することでエンジニアが訪問する前に不具合の原因を解析することで、問題が発生しても短時間に復旧して検査開始を目指します。 1フィリップスが規定する保守契約を締結いただく必要があります
1891年オランダで創業し、ビジネスモデル変革と長い歴史の中で培った技術と知見を生かしながら、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」においてイノベーションを実現してきたヘルスケア・カンパニーです。フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢者社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019年4月1日よりフィリップス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルステックカンパニーとして、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいます。今後、「病院」というプロフェッショナルな分野におけるフィリップスの先進医療機器と、パーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がり、デジタルプラットフォーム上でビッグデータが解析されることで、総合的な医療、リアルタイム分析、付加価値サービスが可能になります。これにより、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供し、医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指しています。(https://www.philips.co.jp)
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケアプロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2018年の売上高は181億ユーロ、オランダを拠点に全世界に77,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(https://www.philips.com/newscenter)