株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は「2025年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。
このたびAutoSTRAIN 4.0がフィリップスの超音波診断装置EPIQに搭載可能となりました。2017年にフィリップスがTomTec社を買収したことに伴い、現在TomTecの技術を用いた開発が進められています。その第一弾としてこの度、簡便かつ迅速にGlobal Longitudinal Strain(以下、GLS)等を算出することができるAutoSTRAIN 4.0がフィリップスの超音波診断装置EPIQに実装されることになりました。
GLSは近年、抗がん剤治療における心筋障害の検出や診断において注目が高まってきています。 しかしながら日々多忙な検査室では解析する時間の捻出が困難であること、また時間をかけて解析を行ってもデータのばらつきが大きい等の問題点も言及されていました。AutoSTRAIN 4.0はこれらの問題点を改善し、今後臨床でより身近にGLSを算出していただけるツールとなることが期待されます。