株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は「2025年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。
2018年8月28日、ヘルステクノロジーのグローバルリーダーであるロイヤル フィリップス(NYSE:PHG、AEX:PHIA)は、欧州心臓病学会(ESC)がiFRを最新版の心筋血行再建ガイドラインに採用したことを発表しました。
新しいガイドラインは、冠動脈病変の血行動態への関連を評価するためにiFRを測定することをFFRと並んで最高レベル(クラスIエビデンスレベル A)で推奨しています。2017年、これまでに発表された最大規模の多施設無作為化試験であるDEFINE-FLAIRスタディとiFR Swedeheartスタディにおいて、iFRガイドの冠血行再建がFFRガイドの冠血行再建に対して非劣性であることを証明しました。iFRは、フィリップス独自の血管内圧による革新的な指標であり、血管拡張剤を使用せずに冠動脈狭窄の生理学的評価を行い、患者さん一人ひとりに合った治療法を特定することができます。
フィリップスのイメージガイドセラピー(IGT)ビジネスリーダーのBert van Meursは、次のように述べています。
「このたび、iFRがESCの心筋血行再建ガイドラインに採用されたことを歓迎します。DEFINE-FLAIRスタディとiFR Swedeheartスタディによって、iFRの臨床面の検証が行われました。これにより、iFRガイドの冠血行再建がFFRガイドの冠血行再建と比較して、患者さんの生命予後に関して非劣性であることが示されました。それに加えてiFRは、費用対効果が高く、冠動脈疾患の治療を受ける患者さんの負担が軽減されます。フィリップスは、イメージガイドセラピーのリーダーとして、それぞれの患者さんに合った適切な治療を特定するソリューションを提供し、生命予後の向上に貢献します。」