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2 28, 2018

フィリップス、新世代血管撮影装置「Philips Azurion Biplane」を発売
施術時間の短縮や順番待ちの軽減による、患者様の身体的負担軽減に期待

株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は「2025年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。

このたびフィリップスは、以上の通りPhilips Azurion Biplaneの販売を開始することになりましたのでお知らせ申し上げます。これにより「Azurion」シリーズにフルラインナップが揃いました。Azurionは質の高い治療をより効率的にサポートする新たなユーザーインターフェースを搭載しており、高い医療品質と効率性が同時に求められる医療機関向けに使用感を大幅に改善しております。

St.Antonius病院(Nieuwegein、オランダ)において約800名の患者様を対象に行った2年間に及ぶ検証では、Azurionは循環器系疾患の低侵襲治療であるカテーテル治療における手技時間を17%、準備時間を12%、術後処置時間を28%短縮することが示されました。St.Antonius病院では、増加し続ける複雑な血管内治療の症例に対応するため、新しいシステムには簡便でダイレクトな操作によって、素早く、効率的に症例をこなすことが必要であると考えていました。同病院のMarco van Strijen医師は、Azurion導入後は検査室のワークフローが変わり、1日に治療を行える患者数を一人増やすことが可能になったと述べています。St.Antonius病院は、Azurionを導入することによって、従来に比べ、さらに年間100名以上の患者様の治療が可能になっただけでなく、準備時間や施術時間の短縮によって、スタッフの残業時間も減少に寄与し、病院スタッフの満足度を向上させたと述べています。

日本では医療費増大が深刻な問題となっているなか、Azurionの導入により医療の費用対効果の向上や患者様の待ち時間、施術時間の短縮によって、負担が軽減されることが期待できます。

補足資料

Philips Azurion Biplane ラインナップ

Azurion7 B12/12

Azurion7 B12/12

Azurion7 B20/15

Azurion7 B20/15

Azurion7 B20/12

Azurion7 B20/12

Azurionの各機能の紹介

Flex Vision Pro

マウスや手元のコントロールパネルで画面を自由にレイアウト変更が可能な58インチの大型モニターです。

Flex Vision Pro

タッチスクリーンモジュールプロ

テーブルサイドでタブレット端末を使うように、ダイレクトに指先での操作が可能です。

タッチスクリーンモジュールプロ

インスタントパラレルワーキング

検査室、操作室でのマルチタスク処理が行えます。術者、コメディカルスタッフがお互いの作業を中断させることなく、独立して操作が可能です。これにより、治療の質を損なうことなく、スループットの向上と検査効率の向上につなげます。

インスタントパラレルワーキング

プロシージャーカード

ルーチンの手技から複合的な手技まで、あらゆる症例に合わせたシステムセットアップの最適化・標準化をサポートします。プリセットにより、一貫した効率の高いワークフローをサポートします。

プロシージャーカード

被ばく低減と高画質の両立

フィリップスの従来機種と同様、被ばく低減と高画質な画像の両立を実現しています。

被ばく低減と高画質の両立

最新のアプリケーション

Philips Azurion Biplaneシリーズはフィリップスが提供する最新のClinical ソリューションが搭載可能です。

Philips Azurion Biplaneシリーズの希望販売価格は9~10億円*1で、国内初年度の販売台数は約30台を見込んでいます。製品の詳細については、こちらからご覧ください。www.philips.co.jp/azurion

*1 価格は税込、仕様により異なります。

フィリップスについて

1891年オランダで創業し、ビジネスモデル変革と長い歴史の中で培った技術と知見を生かしながら、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」においてイノベーションを実現してきたヘルスケア・カンパニーです。フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢者社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2017年10月1日より社名を変更し、ヘルステックカンパニーとして、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいます。今後、「病院」というプロフェッショナルな分野におけるフィリップスの先進医療機器と、パーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がり、デジタルプラットフォーム上でビッグデータが解析されることで、総合的な医療、リアルタイム分析、付加価値サービスが可能になります。これにより、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供し、医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指しています。(https://www.philips.co.jp

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ロイヤル フィリップスについて

ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケアプロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2016年の売上高は174億ユーロ、オランダを拠点に全世界に71,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(https://www.philips.com/newscenter/

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