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男性の肌は女性よりもスキンケアが必要だった!?。女性のみならず、男性の美しさを追求する美容医療を行うR.O.クリニックの呂秀彦先生(医学博士)にシェービングを含めた男のスキンケアを聞きました。
male skincare

男の肌は、トラブル多発地帯!?

 

男性の場合、シェービングが原因で起こるニキビによく似た「毛のう炎」という肌トラブルが多いと聞きました。どのようなものでしょうか?

 

「毛のう炎(下記写真)とは、肌の傷に黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌が感染して起きる炎症で、毛穴を中心に赤く腫れあがる膿疱が生じます。見た目はニキビとよく似ていますが、ニキビは毛穴に皮脂などが詰まってアクネ桿菌が繁殖するもの。毛のう炎は日常的にシェービングをする男性に起こりやすい皮膚炎なのです」

 

呂先生によると、間違ったシェービング習慣によって、たえず皮膚が傷つき、毛のう炎が慢性化するリスクも高いといいます。

 

「毛のう炎やニキビは何度もくり返すことで、毛穴が大きく広がったり、皮膚表面に凹凸や色素沈着ができてしまいます。腫れや炎症が悪化すると、皮脂腺同士がつながって皮膚の中でトンネルをつくり、膿がたまりやすい皮膚の構造に変わってしまうことも。そうなると、その部分を切除する外科手術をするケースもあるのです」

 

シェービングという“外的ストレス”に日常的にさらされている男性の肌。しかも、男性の肌は、じつは女性以上にデリケートで、肌トラブルを起こしやすいのだといいます。

 

「男性は、男性ホルモンなどの影響で、皮脂腺の活動量は女性の3倍にのぼり、毛穴の数も多いのです。反対に角質の水分量は、女性より3割も少ない傾向にあります。

 

肌トラブルが起こる最大の原因は“乾燥”です。肌は適度な水分量を保つことで、バリア機能が正常に働き、新陳代謝がスムーズになります。しかし、乾燥すると、ちょっとした接触で皮膚が傷ついて炎症を起こしたり、くすみ・シワ・シミなど見た目の老化も進みやすくなります。そこに、“皮脂過多”が加わると、毛穴が詰まってニキビや吹き出物、テカリなどを起こしやすくなるのです」

 

乾燥と皮脂、さらにはシェービング――三大リスクを抱える男の肌。それだけ男性の肌は“トラブル多発地帯” となりやすいのです。

シェービングが原因で起こる毛のう炎

間違ったシェービングが、肌の見た目を変える!?

 

肌を傷つける間違ったシェービングをしている男性は少なくないのでしょうか?

 

「女性に比べ、男性はスキンケアや美容の情報量が少ないですよね。そのため、自己流の間違ったスキンケアやシェービングを何年も続けてしまっている人はけっこう多いようです。診療でも、にきびや吹き出物などがかなり重症化しているのは男性が多いように感じます。そんな方に日常の習慣をよくよく聞いていくと、毎日カミソリで肌を傷つけて炎症を悪化させていることもありますね」

 

肌に負担をかけない正しいシェービングを教えてください。

 

「力を入れすぎない、何度も肌に当てないことが大切です。ただ、カミソリによるシェービングは力加減が難しい。おろしたてや数日使った後でも切れ味は変わってきますから、刃の状態に合わせた繊細なテクニックが必要です。ですから、私は患者さんには誰でも安全かつスピーディに使えて、肌に負担がかかりにくい電動シェーバーをすすめることが多いですね。」

 

肌にやさしいシェービングは、自分に合った正しいツール選びから始まるのですね。

R.O.クリニックの呂秀彦先生

見た目で、第一印象と自己肯定感は大きく変わる

 

呂先生は美容外科医として、多くの患者さんを日々診療されていますが、シェービングをはじめ男性の美容意識の変化を感じることはありますか?

 

「最近の20、30代の男性は、スキンケアや脱毛を当たり前に考えている人がとても増えてきていますね。50代、60代の男性でも、肌のたるみ解消のために美容治療を受けにくる方もいます。社会で働いていくうえで、清潔感のある肌を保つことは、女性のみならず男性にとってもメリットは大きいのです。男性のスキンケアも、身だしなみの一つとなっていると思います」

 

「見た目」が第一印象を大きく左右するといいますが、それにはれっきとした理由があると考えられます。相手の肌つやがよく、腫れ物や発疹がなければ健康状態が良好であることが察せられます。また、表情から「おだやか」「気難しい」など相手の感情や性格をある程度、読みとることもできます。相手を見た目で判断するのは、初対面で情報の少ない相手を知る大切な手がかりとなるのです。

 

「見た目は相手の第一印象はもちろん、自己肯定感を高めてくれることもあります。美容医療の世界では、患者さんのコンプレックスを解消する施術をすることで、性格が変わったように明るくなって人生が好転することが時々起こります。見た目を整えることは、時として精神状態の安定や自己肯定感の向上につながるのだと実感しています」

 

ちなみに、コロナ禍で最近増えているマスクによる肌荒れですが、なにか改善策はありますか?

 

「雑菌や摩擦による肌への刺激が主な原因だと思います。毎日の洗顔で、雑菌の温床となる古い角質を落とすことが大切です。また、新陳代謝を高めるレチノールが入った基礎化粧品、クリニックでのピーリング治療もいいと思います」

 

朝のシェービングでさっぱりした見た目やきれいな肌を保つことは、第一印象をよくして、その日1日を気持ちよくスタートさせる大切な朝の儀式。肌にやさしい正しいシェービングを身につけて、なめらかで清潔感ある男の肌を保ちたいですね。(取材・文/麻生泰子)

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