フィリップスのグリーンプロダクト

サステイナビリティに対する長年の実績を基盤として、意欲的な5年間の新プログラム「健康的な人々、持続可能な地球社会」を始動させました。このプログラムは2016年~2020年にかけて実施されます。

 

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フィリップスは、世界をより健康的で持続可能なものにしたいと考えています。これを実現するためには、常に人とは異なる考え方をし、現時点でできることの限界を押し広げる必要があります。私たちは継続的なイノベーションを通じて、人々の生活を改善する、環境にやさしい製品やテクノロジーをお届けしています。フィリップスではこれをグリーンイノベーションと呼んでいます。
グリーンイノベーションの取り組みの一環として、製品およびソリューションの設計には、エコデザインと循環型経済の原則を適用しています。1994年に始めて導入したエコデザインは、製品の開発・設計のあらゆる側面を考慮する取り組みです。これには原料採取から材料加工、製造、流通、使用、修理・メンテナンス、廃棄または再利用まで、製品ライフサイクルの各段階における環境負荷を評価するライフサイクルアセスメントも含まれています。

エコデザインプロセスの導入は、環境パフォーマンスの改善をもたらす6つの重要なグリーン・フォーカル・エリア、すなわちエネルギー、梱包、使用物質、重量と材料、循環性、製品寿命の設定につながりました。フィリップスの製品の中で、この6つのグリーン・フォーカル・エリアの中で1つでも、既存製品や競合他社製品の性能を少なくとも10%以上上回るか、最低限の法的基準を少なくとも10%以上上回るものはグリーンプロダクトと呼ばれています。
Energy

エネルギー

エネルギー消費量は、製品ライフサイクルの環境負荷を決定する最重要要素とよくみなされます。製品のエネルギー効率を改善することによって、エネルギー消費量やカーボンフットプリントを削減することができます。
Packaging

梱包

軽量パッケージ、リサイクル材料含有率、再利用可能なパッケージによって、資源消費量を最小限にし、個々の製品のカーボンフットプリントを低減します。
Substances

使用物質

製品にはさまざまな物質が使用されているため、環境に影響を及ぼすものもあります。有害物質の使用を最小限に、または排除することによって、製品の環境への負荷を低減することができます。
Weight & Materials

重量と材料

材料使用量を低減することによって、製造時や輸送時の資源使用量とエネルギー消費量をいっそう削減することができます。また、例えば貴金属、生物材料、生分解性材料など、材料の選択次第で環境への影響はプラスにもマイナスにもなり得ます。
Circularity

循環性

循環性とはシステム、製品、部品が循環型経済に貢献する可能性のことです。算出にあたっては、複数の製品ライフサイクルの環境パフォーマンスを評価し、例えば、材料を再生して新たな製品で再使用するといったケースも考慮しています。アップグレード、保守性、改装、スペア部品の回収、リサイクル材料含有率と再利用性の向上は、すべて資源消費量の削減に役立ちます。また、製品設計のモジュール化、解体の容易さ、部品の再使用、高純度材料も循環型経済を促進します。
Lifetime

製品寿命

製品の耐用寿命を延ばすと、新製品導入に伴う資源消費量と輸送による炭素排出量を削減することができます。

フィリップスのグリーンアワード


フィリップスのグリーンプロダクトは、チェックマークを模したグリーンロゴによってご確認いただけます。グリーンプロダクトのすべてのエコパスポートおよび環境製品宣言に表記しています。
グリーンプロダクト宣言の実態は外部監査機関が検証します(現在はアーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッド(EY)、それ以前はKPMGインターナショナル)。グリーンプロダクトを確認する実用的な手段としては、よく知られている環境性能ラベルが利用可能な場合もあります。

私たちは、製品の環境への負荷をよく理解したうえで、十分な情報に基づいて製品購入を決断したいと顧客が望んでいることを認識しています。グリーンプロダクトのエコパスポートをご覧いただければ、その製品のグリーン・フォーカル・エリアに対する取り組みをご確認いただけます。
Philips Green Award

フィリップスのグリーンプロダクトには、具体的な製品要求事項を定めたライフサイクル分析を実施しています。

 

例えば、代表的なPower Touchシェーバーであれば、製品ライフサイクルに最大の影響を与える2つの段階は使用段階(ジェルを使用し、機器を洗浄するため)と製造段階(材料を含む)です。以下の「エコプロフィール」グラフは、製品ライフサイクルの各段階が環境負荷全体に与える影響の割合を示したものです。パッケージ段階、輸送段階、生産終了段階が環境負荷全体に及ぼす影響はそれぞれ1%程度です。

製品の環境負荷の評価・算出には、ReCiPe法とオランダの環境コスト指標*を使用しています。

Ecoprofile Philips PowerTouch Shaver

 

ライフサイクルアセスメント(LCA)は、ユーザーが本体1台と、スペアヘッドまたはスペアカッターを3~4セット購入することを想定した7年間のシナリオに基づいています。

算出にあたっては、エンドユーザーが毎日、シェービングでジェルを使用し、週1回32℃のぬるま湯で本体を洗浄することを想定しています。

*環境コストは「見えない」コストとも呼ばれているもので、製品の製造、使用、廃棄に付随する環境的なコストを指します(環境負荷を防ぐために講じる予防措置のコストに基づく)。