健康的な人々、持続可能な地球社会

 

2020年に向けての目標

サステイナビリティはビジョンの柱
2016年~2020年のプログラムおよび目標

 

2016年~2020年に実施する新たなプログラムは、イノベーションを通じてより健康的で持続可能な世界を実現し、数十億人の生活を改善するというフィリップスのミッションを反映しています。私たちはソリューション、オペレーション、サプライチェーンに対する意欲的な目標を設定しています。

「フィリップスがサステイナビリティを全面的に採り入れているのは、社会に利益をもたらし、経済成長の原動力になると確信しているためです。だからこそ、企業戦略にサステイナビリティを組み込んでいるのです」


フランス・ファン・ホーテンCEO

フィリップスは2012年に、イノベーションを通じて、より健康的で持続可能な世界の実現に取り組むことによって、2025年までに年間30億人の人々の生活を改善するという意欲的な目標 を掲げました。それ以来、生活の改善を目指してひたむきに努力し、戦略を策定し、チームを鼓舞してきました。進捗は順調で、2017年末までに21億7000万人の生活を改善したと算定され、この数値は上昇を続けています!

 

社会の一員として、企業を含む私たち全員が、望ましい世界の実現に貢献する義務があります。フィリップスで私たちが、国連(UN)の持続可能な開発目標(SDG)の、特に目標3「健康的な生活を確保し、福祉を推進する」と、目標12「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」を支援する取り組みを進めているのはそのためです。一方、 フィリップス財団 は、世界で最も恵まれない人々や地域社会の生活を改善するツールを開発し、プロジェクトを実施しています。

2020年に向けての目標 Youtube
Good health
Responsible consumption

「健康的な人々、持続可能な地球社会」に関する取り組み

 

世界は絶えず変化しています。

世界的な人口高齢化によって、糖尿病や心臓病などの慢性疾患が増加しています。また、従来の医療制度は高額で持続不可能とみなされることも多くなりました。しかし同時に、私たちは、国の健康において質の高いヘルスケアが果たす役割と、その結果もたらされる持続可能な経済的活力への影響の重要性も認識しています。ヘルスケア業界には変革が不可欠です。

経済、医療、気候変動の現状を前進させるために、社会全体で行っている現在の意思決定は、未来に誰もが持続可能で健康的かつ豊かな生活を送れるようにする道筋となります。

フィリップスはヘルステクノロジーカンパニーとして、より優れた医療をより低価格で提供することや、ケアにアクセスできるようにすることで、持続的な価値を創造し、民間セクターのリーダーとなることを目指しています。

高齢化人口の増加

私たちは以下の4つのマクロトレンドがヘルスケア業界の未来を形成すると考えています:

 

  • 中間層と高齢化人口の増加
  • 慢性疾患の蔓延
  • データ革命
  • 世界的な資源制約と気候変動
サステイナビリティプログラム

効果を最大限に発揮するために、2つの側面に基づいたサステイナビリティプログラムを開発しました:

 

  • 社会面:社会的利益が増加すると、グラフの人間開発指数の軸の右側に位置する人が増えるため、健康的な人々も増加します。
  • 環境面:環境負荷を軽減し、地球資源を維持することで、持続可能な地球社会が実現できます。

 

このプログラムを「健康的な人々、持続可能な地球社会」と銘打った理由はここにあります。

持続可能なソリューション、オペレーション、サプライチェーンを目指すのプログラムおよび目標

新たな5年間のサステイナビリティプログラムを実施するための戦略および戦術は、(1)ソリューションを通じて顧客に価値を創造する、(2)オペレーションで模範を示し導く、(3)サプライチェーンで意欲的な目標を推進して効果を増幅させる、という3つの柱に基づいています。

ソリューション

フィリップスは健康に対する包括的な取り組みを実施しています。健康的な生活、病気の診断・治療、回復、慢性疾患のホームケアまで、消費者と患者さんのあらゆるニーズに対応したいと考えています。この実現のために、私たちは一連のヘルスケアプロセスと呼ばれるものに目を向けています。フィリップスはソリューションを設計する際、 エコデザインと循環型経済の原則を適用しています。新たなビジネスモデルや顧客と協働するための手法を継続的に開発することで、よりよい医療を、より低価格で提供し、資源を最大限に有効活用します。

一連のヘルスケアプロセスの取り組みを応用してソリューションを導出
ヘルスコンティニウム
ソリューションにはエコデザインと循環型経済の機会を適用
エコデザインと循環型経済の機会を適用

オペレーション

社員の健康と安全が最優先です。ケガを予防する考え方を重視し、ケガや病気が発生しない職場環境づくりに努めています。 社内研修プログラムを通して、社員全員がキャリア開発を推進できるよう支援するとともに、職場のダイバーシティーとインクルージョンの醸成に取り組んでいます。

さらに、よい刺激を与えることのできる雇用主となることは、専門知識や経験、エネルギー、時間の共有を通じて、社員の属する地域社会の支援促進にもつながると強く確信しています。

フィリップスは、グローバルなオペレーションでカーボンニュートラルを2020年までに実現する取り組みを進めています。排出量ゼロを目標に、エネルギー効率をいっそう高め、オペレーション、ロジスティクス、出張における炭素排出量を削減します。再生可能資源由来のエネルギーを購入し、それ以外の排出分についてはカーボンクレジットを利用して相殺します。また、オペレーションで発生した廃棄物の90%を再利用し、埋立廃棄物ゼロを目指します。

Philips welcome
Wind
サプライチェーン
現在は、サプライヤーがフィリップス供給業者持続可能性申告書(SSD)を遵守しているかを監査することによってリスク的観点(リスク国に基づくなど)からサプライチェーンのサステイナビリティを管理するという段階から、構造的に持続可能な改善を確立する協調的な取り組みを行う段階へと移行しつつあります。

新たな取り組みの最重要点である、供給業者持続可能性実績(SSP)は、サプライヤーのコミットメントと意欲に基づいて、誠実性と透明性を確保した実績を示すものです。

サプライヤーだけでなく、ステークホルダーや地域の管轄機関、非政府組織(NGO)も巻き込んだ取り組みを展開しています。現場での定期的かつ構造的な支援と、研修・育成プログラムを組み合わせることで、持続可能な事業運営に対するサプライヤーの意識向上を図っています。革新的で持続可能なサプライチェーンマネジメントの取り組みは、実績、コンプライアンス、循環調達、中国における環境フットプリントの管理、フィリップスの製品に紛争金属を一切使用しないことを徹底する責任ある資源調達、という5つの重要プログラムで定義されています。
Chinese Man
Hand
Global

2020年に向けた最も意欲的な目標の概要
 

  • 年間で25億人の人々の生活を改善します。
  • 売上高の70%はエコデザインの原則に、同15%は循環型経済の原則に準拠したソリューションによるものとします。
  • オペレーションでカーボンニュートラルを実現し、再生可能電力を100%使用します。
  • オペレーションで発生した廃棄物の90%を再利用し、埋立廃棄物をゼロにします。
  • サプライヤーとの協調的な取り組みによって、サプライチェーンにおける構造的で持続可能な改善を徹底します。
健康的な人々、持続可能な地球社会

これらの目標がたやすいものでないことは、もちろん認識しています。試練が待ち受けているはずですし、長い道のりになるでしょう。すべての目標を達成するためには、ビジネスパートナー、NGO、その他のあらゆるステークホルダーと協力することが必要で、そこにはあなたも含まれています。