5歳未満の子どもの肺炎による年間死亡数は90万人以上にのぼり、世界の小児死亡率の16%を占めています1。
このうちの99%は資源に乏しい発展途上国の、主にへき地で発生しており、そういった場所には非常に限定された、あるいは低品質な医療設備しかなく、医療従事者も未熟です。
国連の持続可能な開発目標の第3に掲げられている、健康と福祉の向上に基づき、ロイヤル フィリップスと、カナダの政府系ファンドのグランド・チャレンジ・カナダはChARMと呼ばれる革新的技術の規模を拡大することで合意しました。ChARMは5歳未満の子供の呼吸数を自動的に検出するモニターで、低資源国における小児肺炎の診断を向上させるためのものです。