株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社: 東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は、11月14日より、MRI(磁気共鳴画像診断装置)対応の生体情報モニタ「Expression MR400(エクスプレッションエムアール400)」の販売を開始いたします。
「Expression MR400」は、MRI環境下で重症系モニタレベルのモニタリングを目指した、フィリップスMRI対応生体情報モニタラインナップの中の最上位機種です。ECG(心電図)、SpO2、脈拍数/心拍数、EtCO2(呼気終末二酸化炭素濃度)、呼吸数、NIBP(非観血血圧)に加えてオプションでIBP(観血血圧)、麻酔ガス、体温を選択することが可能、小児3学会による「MRI検査時の鎮静に関する共同提言」*1で推奨されているパラメータが測定できるだけでなく、術中MRIで求められるパラメータにも対応しています。また、本製品ではタッチスクリーンや、重症系モニタで用いられているアラーム機能などを新たに採用、より質の高いモニタリングを可能にします。
「Expression MR400」の希望販売価格は930万円から(税抜、仕様により異なります)、国内初年度の販売台数は約50台を見込んでいます。
フィリップスはMRI対応生体情報モニタのラインアップに「Expression MR400」を加えることで、MRI環境下でのお客様の多様なモニタリングニーズにお応えし、安全なMRI検査をサポートしていきます。