株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社: 東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は、本日より、X線血管造影撮影装置Allura ファミリーに経皮的冠動脈形成術 (PCI)に特化した最新システムソリューションPCI Suite(ピーシーアイスイート)の販売を開始します。
PCI Suiteは、フィリップスが開発した2つの新機能、1) 動画の冠動脈ロードマップ機能:ダイナミックコロナリーロードマップ、2) 冠動脈ステントの高速強調画像処理したライブ拡大表示を可能にするライブステントブーストにより、心臓冠動脈疾患の低侵襲性治療を積極的に支援するライブイメージガイダンス機能をさらに強化します。
「ダイナミックコロナリーロードマップ(Dynamic Coronary Roadmap)」
フィリップスが新規に開発したダイナミックコロナリーロードマップは、これまでにない新しいPCI治療支援の動画オーバーレイ表示によるロードマップ機能です。*1
直前の撮影画像からリファンレンス画像となる動画マスク画像集を作成し、カテーテル治療実施時のライブ透視画像に自動で同期オーバーレイ表示し、目的とする治療疾病部位へのアプローチを支援します。また、造影剤が満たされていない状況でも心臓冠動脈の走行が視覚化されたダイナミックコロナリーロードマップ機能により、カテーテルやガイドワイヤーの操作の安全、正確そしてスピーディーな実施を支援します。
*1 当社調査による