株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社: 東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は、4月14日より、フィリップスの次世代15 インチフラットパネルディテクタを搭載した「Allura Centron」の販売を開始することを発表しました。この血管造影X線診断装置はAlluraシリーズの一翼を担う最新システムで、高い基本性能を持ち経済性にも優れたこれまでに無いコンセプトのソリューションパッケージです。(2)
心疾患領域および電気生理検査領域の手技を主要な臨床応用として設計されていますが、脳神経領域や血管領域の手技にも応用可能な柔軟な設計を備え、高精細な画質、使い勝手の良さ、堅牢な信頼性を誇るAlluraシリーズのパフォーマンスを独自の形で併せ持つ優れたシステムであり(3)、さまざまな手技への対応と高い臨床稼動実績を要求される今日の医療施設にふさわしい最新システムソリューションです。
長期運用の安定した実績を持つMRC X線管装置や広範な臨床使用に柔軟で安定した対応が可能な床置き式Cアームガントリー設計に至るまで、信頼性の高い安定したパフォーマンスを実現した実績を持つAlluraシリーズがその基本設計です。また、低線量での手技実施を実現する為の一連の技術、プログラム、手法からなる被ばく低減機構「DoseWise」も組み込まれ、高画質を提供しつつ、X線環境下にある人々の放射線被ばく防護を重視しています。
より安全で有効かつ再現性のある治療を積極的に支援するためのフィリップスのライブイメージガイダンス(Live Image Guidance)として、高精細な透視および撮影画像、1回の多軌道回転撮影で血管狭窄病変部位を多方向から造影撮影出来るXperSwing、X線吸収が少ない治療用デバイスを可視化し治療後の診断を積極的支援するStentBoost、それに高速3 次元画像再構成技術(3D-RA)などの高度な臨床オプション機能をインターベンションツールとして提供できます。
機能や性能それに経済性も加味した総合的なシステムソリューション設計により、新たな治療・手技の導入を支援します。(4) 現状に即したシステムを長期的な運用も踏まえて提案し、将来的な運用発展にも対応できる柔軟で経済的なソリューション設計になっています。(5)