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宝田恭子先生監修

お口の老化診断レポート

フィリップスは全国の20〜60代の男女計1,030人を対象に、
歯科医師の宝田恭子先生監修による、『お口の老化チェックリスト』を用いた
『お口の老化と歯間ケアに関する調査』を実施しました。

チェックリストで示す『お口の老化』とは、実際の口腔年齢を測るものではなく、歯周病菌が増加しやすい環境によって歯周病が悪化する可能性がある口腔状態を指し、歯周病が進行するリスクの度合いを表すものです。

リスクの低い順に、口内健康、口内老化注意報、 口内老化警報、お口の末期症状、口内崩壊として、チェック数に応じて5段階で口腔状態を分類しています。

 

「あなたは口腔内のことでなんらかの悩みがありますか。」との問いには、全体の7割近くの人が「ある (67.3%)」と回答しました。口の悩みで最も多かったのは「食べ物などが詰まりやすい (55.4%)」で、歯と歯の間に何らかの問題を抱えている人が半数以上いることがわかりました。さらに、その他の自由回答では「歯の寿命 (60代女性)」、「歯ぐきが下がってきた (50代女性)」など、お口の老化に関する悩みをあげる人も見られました【図3、4】。

 

デンタルフロスや歯間ブラシ、糸ようじ、電動口腔洗浄器などを使った歯間ケアを、日常どのぐらいの頻度で行っているかを尋ねてみると、「ほとんど/または全くしていない (44.5%)」が半数近くに上り、1 日 1 回未満も7割近く(69.8%)と、多くの人が毎日の歯間ケアを実現できていないことがわかりました。歯間ケアをしない理由としては「面倒くさいから (59.2%)」、「手間がかかる (49.6%)」が多く、歯間ケアに対するわずらわしさが心理的ハードルとなり、ケアがおろそかになっていることがわかります。【図5、6】

 

また、お口の老化が進行している人ほど歯間ケアをしていない割合が高い傾向にあり(「口内老化警報 (53.0%)」、「お口の末期症状 (65.1%)」、「口内崩壊 (66.7%)」)、歯間ケアとお口の老化は密接に関係していることがうかがえます。【図7】

 

お口の老化状態と言える「口内老化警報」、「お口の末期症状」、「口内崩壊」の人に食生活の傾向を聞いたところ、「甘いものが好き (73.8%)」、「外食しがち (52.1%)」「インスタント食品やファストフードをよく食べる(49.4%)」が上位にあがりました。歯周病の原因菌である歯垢(プラーク)は糖分をエサに増殖するため、甘いものを多く摂取する食生活は歯周病へのリスクを高めます。偏った食生活は、お口の老化を進行させる可能性があると言えます。【図8】

 

今回の調査では、審美的に老化を避けたいと思う顔のパーツについても質問しました。 その結果、「歯が抜ける、黄ばみなどの変色 (63.0%)」が最も高く、「目のしわ、たるみ、くぼみ (61.9%)」や「ほうれい線 (52.1%)」よりも気にされていることがわかりました。

これからのアンチエイジング対策には、シミやしわ、たるみなどへのスキンケアだけでなく、 歯のアンチエイジングケアも主流になっていくかもしれません。【図9】

 

1. 調査テーマ: 「お口の老化と歯間ケアに関する調査」

2. 有効回答数: 1,030票

3. 調査対象者: 全国の 20~60 代の男女 1,030 人

4. 調査方法: インターネット調査

5. 調査期間: 2012年4月27日(金)~4月29日(日)

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※1 手磨きと比べ/Milleman J, Milleman K, Argosino K, Mwatha A, Ward M, Souza S, Jenkins W, Data on file, 2014
※2 連続噴射機能使用時/連続噴射機能を使わない通常使用の場合、お口全体の歯間洗浄は約1分程です。