日本では、「医療の統合」の重要性について一定のコンセンサスが得られているものの、海外と比較すると差が見受けられます。 調査結果を見ると、日本の患者の66%、医療従事者の60%が「医療の統合」が「重要である(極めて重要である/ある程度重要であるの合計)」と回答し、それぞれ半数を超えています。ただ、13か国平均では、患者の77%、医療従事者の83%が「重要である」と考えており、日本をそれぞれ11、23ポイント上回っています。 また、日本においては、「重要でない(まったく重要でない/あまり重要でないの合計)」と考える医療従事者が15%で、13か国平均の5%を上回るとともに、13か国で最も高くなっています。一方、患者について、日本は6%にとどまっており、13か国平均の7%とほぼ同じでした。