Future Health Index(未来の医療環境指数、略称:FHI)は、将来の医療課題に対する患者、医療従事者の意識をベンチマークしたものです。

医療アクセスに関する日本と海外の比較

患者の医療アクセスへの評価で日本は13か国中、最下位

医療アクセス

調査結果によると、日本は「一連のヘルスケアプロセス」(健康な生活、予防、診断、治療、ホームケア)において医療に関する情報やリソースへアクセスできる(入手・利用ができる)と考える患者の割合が医療従事者を大きく下回っており、認識の差異が見られます。

 

各プロセスでの13か国の患者と日本のみでの回答結果を比較すると、「健康な生活」(13か国平均 59%、日本 27%)、「予防」(64%、34%)、「診断」(62%、37%)、「治療」(56%、30%)、「ホームケア」(43%、18%)となっており、日本の患者はヘルスケアの全プロセスにおいて13か国平均を下回るとともにいずれのプロセスでもアクセスできると考えている割合が13か国中、最も低くなっています。

 

医療従事者においては、患者と比較し、いずれの国においてもアクセスできると考える割合が高くなる傾向がありました。13か国の平均と日本のみの回答結果を比較すると、「健康な生活」(13か国平均 69%、日本 52%)、「予防」(80%、67%)、「診断」(76%、76%)「治療」(70%、68%)、「ホームケア」(49%、38%)となっており、「診断」を除いたいずれのプロセスにおいても日本が13か国平均を下回っています。

ただ、その差は患者の場合よりも狭まっており、全体的にアクセスできると考える割合について医療従事者と患者の間にかい離が存在しています。

なお、全プロセスにおいて、医療従事者がアクセスできると考える割合が最も低かったのはブラジルでした。