これまで表立って語られてこなかった男性の「体毛」に関する悩みや意識の高さ、
女性からの「男性の体毛ケア」についての関心の高さが浮き彫りに!
今どき男子のお手入れ事情
“体毛ケア”がトレンドに!
これまで表立って語られてこなかった男性の「体毛」に関する悩みや意識の高さ、
女性からの「男性の体毛ケア」についての関心の高さが浮き彫りに!
男性が「体毛」をケアするきっかけとして、身だしなみや見た目を気にして始めるのが理由として挙がりました。
その中でも最も多いのが、夏に向けて海水浴やプールなどで体を露出するシーンに向けてケアをすること。
その他にも、水泳、ダンス、ボディービルといった「体を見られる」スポーツを行っている人、もしくはコック、ウェイターなど「料理を扱う人」、といった人に見られる環境にある人が、体毛ケアを行っているという声が上がりました。
また、友人や知人が「体毛ケア」を行っていることから、自分だけ「体毛ケア」を行わないわけにいかない、という声もありました。
その他にも、プールや入浴施設で、毛が浮いていたり、更衣室に毛が落ちていることが嫌で、自分自身はそうなりたくないから、という声もありました。
「体毛ケア」するにあたり、生活スタイルに合った手軽な処理方法を求める声と、大きなお金がかからない方法を求める声が多く聞かれました。
男性が手軽に 自宅で体毛ケアでき、お金をかけない方法として、T字カミソリとグルーミング製品を使用する方が大半でした。
T字カミソリを使用するメリットとしては深剃りができることがありますが、かたや一方で、敏感肌で直接肌にあたるT字カミソリは肌を痛めるのが嫌、もしくは、T字カミソリを使用すると体毛が濃くなるという噂を信じ、T字カミソリは避けているという声もありました。
また、男性向けのエステなども増えていますが、多額な費用がかかることと、仕事が多忙でエステへ行く時間が取れない、という声が聞かれました。
女性では一般的な「デリケートゾーン」の「体毛ケア」を、男性でも行っている人が増えてきています。最も多い理由としては、前述の通り、見た目を気にしている方が多数でした。男性の「デリケートゾーン」の処理について、女性からも肯定的な声が聞かれました。
また、おしり周りのケアに関して、見えないから放置している、もしくはケアしたくても処理しづらいことから、行っていない人が多数いました。しかし、医療関係者、介護関係者の声として、おしり周りに毛があると、不衛生になりがちだったり、介護でおむつを替えたり内視鏡検査を行う際の妨げになることから、看護師による剃毛を行わなければならず、屈辱感などを感じないためにも、予め処理したほうが良い、という声が上がりました。実際に、「介護脱毛」という言葉が生まれており、有事の際に向けて、予め処理しておく、もしくは処理することを検討している、という声が聞かれました。
- 調査概要 -
■調査名:「男のムダ毛ケア」座談会
■調査対象:20歳以上男女
■調査方法:座談会形式
■調査日: 2018年3月23日(金)、26日(月)、27日(火)
■調査主体: 株式会社フィリップス・ジャパン
■サンプル数: 8人