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the ability of smartsleep l

11 15, 2019

睡眠デバイス SmartSleepディープスリープ
ヘッドバンドの実力は?

ページを読む時間の目安: 3-5 分

「ノンレム(徐波)睡眠を増強させる」と臨床的に証明されたフィリップスのSmartSleepディープスリープ ヘッドバンド。NASAのプログラムであるTRUSHでの実証実験も始まり、人類の眠りを変える1ページとなるのか、その実力に迫ります。

NASAのプログラムで実証実験が始まる「SmartSleep」

さまざまな厳しい条件をクリアして選ばれる宇宙飛行士は、私たちのヒーロー的存在。しかし、宇宙空間での生活やミッションが課せられた宇宙飛行士の多くは睡眠不足に悩まされ、じつに75%が睡眠薬を服用していることが NASAの調査で判明しました。スペースシャトルのフライトガイドラインでは、宇宙飛行士は1日の睡眠時間に8.5時間を必要としていますが、実際の平均睡眠時間は6時間弱であるのが現実です。
 

そこで、宇宙に関する研究に従事するNASAヒューマンリサーチプログラムによる「トランスレーショナル・リサーチ・インスティテュート(TRUSH)」では、フィリップスの「SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド」 (以下、SmartSleepまたはヘッドバンド)によるパフォーマンス改善効果を実証する研究に乗り出しています。
 

TRUSHでは、擬似的につくりあげた宇宙空間ラボラトリで、被験者にヘッドバンドを装着させてパフォーマンスレベルを測る実験などが実施されます。研究事業に関わるDorit Donoveil博士は、SmartSleepの可能性についてこのように述べています。
 

「TRUSHでは、宇宙飛行士がミッションを確実に実行できるように、健康とパフォーマンスに関わるリスクを軽減する技術をつねに探求しています。その技術は薬などを使わずに睡眠を効率化させ、心身の回復効果を図り、パフォーマンスを向上できることが望ましい。我々はSmartSleepが、宇宙飛行士の行動や健康にどう効果をもたらすか、そして、宇宙旅行の睡眠デバイスとしての可能性をも探っています」

NASAで実証実験が始まるSmartSleep

年齢とともに低下する「睡眠の質」

睡眠不足によるパフォーマンス低下は、宇宙飛行士だけの問題ではありません。年齢を重ねると、食事量の変化や免疫力の低下など体の変化が訪れますが、睡眠も同様です。とくに顕著なのが「睡眠の質の変化」。睡眠脳波を調べると、30代以降は深い睡眠のノンレム(徐波)睡眠が少しずつ減っていきます。それにより、ちょっとした物音や尿意で目が覚めやすくなり、寝ても疲れがとれないという不調が生じやすくなるのです。
 

家庭や仕事で中心的な役割を果たす「働き世代」は、睡眠の質低下と日常生活の忙しさが重なり、睡眠の悩みが最も増大する世代といえます。睡眠不足は、眠気やだるさだけでなく、判断力や記憶力の低下、生活習慣病の悪化も招き、人生の質を低下させてしまうリスクがあります。
 

こうした睡眠とパフォーマンスの問題を解決するために登場したのが、フィリップスの睡眠デバイスであるSmartSleep。睡眠中のノンレム睡眠の質を向上させる作用があり、世界で初めてその効果が臨床的にも証明されたスリープテック機器です。ノンレム睡眠は脳も体もしっかり休んでいる状態なので、ノンレム睡眠が充実すると、朝起きたとき「よく寝た!」という満足感を得ることが期待できるのです。

ノンレム睡眠の質を高めるSmartSleep

快眠のパートナーとなる「SmartSleep」の評価

SmartSleepの使い方はとてもシンプルです。ベッドに入るとき、ソフトなつけ心地のヘッドバンドを装着して眠りに就きます。入眠後、ノンレム睡眠に入ると、ユーザーの脳波のレベルに合わせて、耳に聴こえないレベルのオーディオトーンが流れます。このトーンが脳に作用して、ノンレム睡眠の質を高めることが期待されます。
 

付属のアプリをスマートフォンにダウンロードすれば、自分の眠りの質やリズムが日々刻々と記録されて、最もよい睡眠を取るためのアドバイスもしてくれて、快眠のパートナーになります。
 

SmartSleepは、1日6時間未満しか睡眠をとれない人のために、睡眠専門家や神経学者と共同開発した機器で、薬物を使わず睡眠を改善できるテクノロジーとして注目を集めています。すでにアメリカとドイツでは高く評価され、多忙なビジネスマンやアスリートにも愛用者が増えています。
 

2018年秋から販売が始まったアメリカでは、ユーザーから「夜中に目を覚ますことがなくなり、睡眠の質が確実に改善されていることを実感した」「よく眠れて、翌日エネルギッシュに活動できた」「すぐに慣れて、翌朝すっきり目覚めることができた。アプリで自分の睡眠サイクルを追跡できるのもよい」などの感想が寄せられています。また、フィリップスの調査では「睡眠不足で悩むユーザーの70%が、たった2週間ほどSmartSleepを試しただけで日中の疲れが軽減した」と報告しています。

SmartSleepディープスリープ ヘッドバンドで期待される5つのメリット

  • 睡眠時間を変えずに、睡眠の質を向上できる
  • 目覚めがよくなり、日中のパフォーマンスが高まる
  • アプリと連動して、睡眠のサイクルや質を測定
  • 薬物を使用せず、睡眠改善効果が期待できる
  • ヘッドバンドを装着するだけで、毎日簡単に

*1日6時間未満の睡眠時間の人に効果が期待できます
*すべての人に効果があるわけではありません

フィリップスは睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療機器CPAPなど、睡眠に関する技術開発や臨床研究を40年近く続けてきました。こうした技術と経験を生かして誕生したのがSmartSleepです。今後はSmartSleepを通じて、睡眠に悩みや不満を抱える現代人の健康増進やパフォーマンス向上に貢献していきます。
(文 / 麻生泰子)

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