二層検出器を搭載したIQon スペクトラル CT を日本に導入


常時取得可能なスペクトラルイメージングにより新たな画像診断のワークフローを実現

2016年4月11日

 株式会社フィリップスエレクトロニクス ジャパン(本社:東京都港区、社長:ダニー・リスバーグ、以下フィリップス)は、新たな医用画像診断のワークフローを実現する二層検出器搭載型CT装置「IQon スペクトラル CT(アイコン スペクトラル シーティー)」を本日より日本で販売開始しました。

 

 IQon スペクトラルCTは、スペクトラルディテクターである二層検出器を搭載したCTスキャナです。全ての検査で120kVp画像データとスペクトラルデータの取得を両立させ、ミスレジストレーションのないスペクトラルデータの取得が可能であるため、従来のDual Energy CTでの課題を全て解決します。

 

Dual Energy CTの課題とは、

・事前にDual Energy 撮影を追加する判断が必要

・診断のデファクトスタンダードとなっている120kVp画像が同時に取得出来ない

・仮想単色X線画像の画質

・Dual Energy データの位置ずれや時相ずれ  など

 

IQonスペクトラルCT は、日常のCT検査にスペクトラルイメージングという新たな次元が加わることによって、さらに一歩踏み込んだCT画像診断を実現します。

 

IQon スペクトラル CTの大きな特長

■常にスペクトラルデータを収集可能

二層検出器は、高低さまざまなエネルギー成分を持つ連続エックス線から、最適に分光されたスペクトラルデータを取得します。これにより、1 回のスキャンで、従来の120kVp画像と同時にスペクトラルデータを得ることが可能です。


■低被ばく、かつ高い検査効率

 Auto Exposure Controlによる線量最適化、50cmのFOV、mAsの設定、管球回転速度、小焦点撮影、心電同期再構成、逐次近似再構成など従来通りの設定が、条件を変えることなく使用することができます。

 

■高画質スペクトラルイメージング

 二層検出器で収集したスペクトラルデータには、ミスレジストレーションがありません。高い造影効果が得られる低エネルギー画像、金属アーチファクトの抑制に有効な高エネルギー画像など、40~200keVの仮想単色X線画像を簡単に表示でき、特に40keVなど低エネルギー領域でもノイズの増加がないのは大きな特長です。

 

 従来の撮影条件、ワークフロー、患者様における被ばく線量を変えることなく、リアルタイムでもレトロスペクティブにもスペクトラルデータを解析することができます。この高画質スペクトラルイメージングを全てのCT画像診断に活用することができれば、患者様の診断・治療・予防において新たに大きな価値を生み出せるとフィリップスは考えています。

 

 フィリップスは、人々の健康や医療を取り巻く課題の解決にテクノロジーを通じて貢献してまいります。

新製品発表・除幕式のご案内
 4月15日(金曜日)午前10時30分より、IQon スペクトラルCTをはじめとするフィリップスの新製品発表ならびに除幕式を行います。2016国際医用画像総合展(一般社団法人日本ラジオロジー協会主催)内フィリップスブース ブース番号 437
さらに詳しい情報につきましては、 http://www.philips.co.jp/healthcareをご覧ください。

日本におけるフィリップスについて  

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、1953年に日本電子開発株式会社としてフィリップス製品の日本市場への輸入を開始し、いくつかの企業統合や社名変更等を経て2005年に社名を株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンに変更しました。2008年には、呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、同社は2010年に社名をフィリップス・レスピロニクス合同会社としました。2015年には、カテーテルおよびワイヤーを使用した血管内イメージングおよび生理学的評価を行う装置を取り扱うボルケーノ・ジャパン株式会社を傘下に入れました。日本におけるフィリップスは約2,000名の従業員を擁し、全国約80ヵ所に事業所を展開しています。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp

ロイヤル フィリップスについて  

ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケアプロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニタ、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。また、照明製品、装置およびサービスの世界的リーダーであるフィリップス ライティングはフィリップスの完全子会社です。フィリップスはオランダを拠点に、2015年の売上高は242億ユーロ、全世界に約104,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/

将来予想に関する記述について

このプレスリリースにはフィリップスの将来の業績、財務状況、事業活動の結果や事業計画に関する「将来予想に関する記述」が含まれています。「将来予想に関する記述」はその性質上、将来起こりうる様々な事象や状況の変化によってもたらされるリスクや不確実性を伴うものであり、それにより、「将来予想に関する記述」で述べた内容や暗示した記述と実際の結果や事象は実質的に異なる可能性を含んでいます。

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