富山市、フィリップスの植物育成用LED「Philips GreenPower LED Production Module」を新設の(仮称)牛岳温泉植物栽培工場に採用

12月 25, 2013

 富山県富山市(市長:森雅志、以下 富山市)と株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は、富山市山田地域に2014年3月に竣工予定の(仮称)牛岳温泉植物栽培工場に、フィリップスの植物育成用LED照明「Philips GreenPower LED Production Module(フィリップス グリーンパワーLEDプロダクションモジュール、以下 プロダクションモジュール)」が採用されたことを発表しました。

 

 今回フィリップスの植物育成用LED照明が採用されたのは、富山市西南部の山田地域に整備される(仮称)牛岳温泉植物栽培工場です。富山市は、高齢化や過疎化が進む山田地域で完全人工光型の植物栽培工場を整備し、エゴマの生産から加工、流通販売までを一体的に行うことで農業の6次産業化を推進します。また、富山市は、国が2010年6月に「新成長戦略」の一つとして位置づけた「環境未来都市」構想に基づく環境未来都市に選出されており、この植物工場プロジェクトは、同市が「農商工連携による環境と健康をテーマとした多様なビジネスの推進」事業の一環として、2012年8月よりスタートしました。植物工場の栽培面積は800平方メートルで、年間およそ20万株の生産を目標にしており、2014年4月から稼働する予定です。

 

 フィリップスの「プロダクションモジュール」は、業界初の遠赤色LEDチップが搭載された植物育成用LED照明です*1。植物育成に最適な光の波長の採用および遠赤色を含むLED照明は、消費電力量あたりHf蛍光灯比2倍以上の収量が得られることが確認されています*2。生育スピードの加速により、最大20%の収量の増加または栽培時間の短縮が実現され*3、生産効率の向上が可能です。また、従来の蛍光灯と比較して最大55%の消費電力削減を実現します*4。富山市は、フィリップスが農業大国オランダで培ったノウハウや世界での豊富な実績だけでなく、「プロダクションモジュール」の高い防塵防水性能*5 や、エゴマ栽培に必要なPPFD*6を確保できるという観点から、採用を決定しました。

 

 富山市とフィリップスは、植物工場を通じて安心安全な食料を供給し、日本の農業を活性化させるだけでなく、人々の暮らしを向上させてまいります。

 

 

*1 フィリップス社調べ(2013年)。仕様によっては遠赤色LEDチップが入っていないものもあります。
*2 秋間和広,宮坂裕司,小西淳,Esther van Echtelt,Na Lu.波長の異なる植物栽培用LED照明を使用した植物工場における葉菜類の栽培.園学研12別1.156.2013 *3,4 シーシーエス株式会社調べ(2012年)   *5 IP66
*6光合成光量子束密度(photosynthetic photon flux density)。植物の光合成に有効な400~700nmの光量子束密度のこと。


 

(仮称)牛岳温泉植物栽培工場概要
1.事業概要
牛岳温泉の温泉熱や太陽光発電等を活用した水耕栽培による完全人工光型植物工場を、高齢化や過疎化が進む山田地域(赤目谷地内)に整備するとともに、エゴマの生産(第1次産業)、加工(第2次産業)、流通販売(第3次産業)までを一体的に行い、新たな特産品を創出します。また、将来的には、植物工場での栽培から路地栽培へと展開し、山田地域から市内全域、県内へと拡大させ、国内有数のエゴマ産地を目指します。

 

2.平成24年度・25年度実施事業((仮称)牛岳温泉植物栽培工場整備事業)
(1)整備概要
① 完全人工光型植物工場(建築面積 約830㎡、栽培面積 約800㎡)
② 温泉熱を活用したヒートポンプ設備(冷暖房)
③ 太陽光発電設備(約20kw)(照明等自家消費)

工場建設状況(2013年12月撮影)

LED照明を利用したエゴマの栽培(イメージ)

 


 

エゴマ(シソ科の一年草。薬用植物。)

 

 

フィリップスの植物育成用LED照明
「Philips GreenPower LED Production Module」
(フィリップス グリーンパワーLEDプロダクションモジュール)

 

製品仕様

形式

モジュール

あたり

PPF

(umol/s)

入力

電圧

(V)

消費

電力

(W)

平均寿命*

光量子維持率

(h)

防塵防水

性能

GreenPower LED Production

DR/W/FR 120

赤・白・遠赤

50

AC200

28

25,000

(50,000)

IP66

GreenPower LED Production

DR/W 120

赤・白

50

AC200

28

25,000

(50,000)

IP66

GreenPower LED Production

DR/W 120LO

赤・白

28

AC200

16

25,000

(50,000)

IP66

GreenPower LED Production

DR/B/FR 120

赤・白・遠赤

50

AC200

30

25,000

(50,000)

IP66

GreenPower LED Production

DR/B 120

赤・青

50

AC200

32

25,000

(50,000)

IP66

 

*平均寿命および光量子維持率は周囲環境温度25℃、PPF値90%時点の値。( )内は周囲環境温度25℃、PPF値70%時点の値。

富山市について

富山市は、富山県のほぼ中央から南東部分までを占め、北には豊富な魚介類を育む富山湾、東には3,000m級の雄大な立山連峰、西には丘陵・山村地帯が連なり、南は豊かな田園風景や森林が広がった自然豊かな中核都市です。市内には神通川や常願寺川など大小の河川が流れ、古くから川で結ばれた文化圏を形成しています。都市基盤の整備や産業経済の進展により、現在では日本海側有数の商工業都市として発展してきました。

平成26年度末には、北陸新幹線が開業することから、富山駅周辺整備や中心市街地の活性化、地域の特性を生かした各種事業など市民と行政との「協働」によるまちづくりを目指し、さまざまな施策を展開しています。

 

距離  東西 60.6km 南北 44.0km

(国土交通省国土地理院北陸地方測量部、建設部建設政策課)

面積  1,241.85平方キロメートル

(国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」)

人口  421,953人(平成22年国勢調査〈確定値〉)

世帯数 159,151世帯(平成22年国勢調査〈確定値〉)

 

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日本におけるフィリップスについて

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、1953年に日本電子開発株式会社としてフィリップス製品の日本市場への輸入を開始し、いくつかの企業統合や社名変更等を経て2005年に社名を株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンに変更しました。現在は、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル等の事業部から構成されています。2008年には、呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、同社は2010年に社名をフィリップス・レスピロニクス合同会社としました。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、フィリップス・レスピロニクス合同会社と合わせて約1,700名の従業員を擁し、全国約80ヵ所に事業所を展開しています。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp

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ロイヤル フィリップス エレクトロニクスについて

ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の生活の向上を目指して常に革新的であり続け、ヘルスケア、コンシューマーライフスタイル、ライティング分野において健やかで満ち足りた暮らしを提供する企業です。本社はオランダで、2012年の売上は248億ユーロ、世界100ヵ国以上に約114,000人の従業員を擁しています。循環器疾患ケアや急性期疾患の診断治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新たな照明アプリケーション、および男性用シェーバーやグルーミング、オーラルヘルスケアにおいてリーダーシップを発揮しています。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/

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報道関係者からのお問い合わせ

富山市 環境部 環境政策課 環境未来都市推進係   代表 TEL: 076-443-2053
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン
ブランドコミュニケーション部         TEL: 03-3740-3608

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製品に関するお問い合わせ

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン
ライティング事業部 ゼネラルライティング 部代表     TEL: 03-3740-5156 (http://www.philips.co.jp/lighting)
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