フィリップス、Green Device 2010で自動車用LED照明市場の展望について協議


高エネルギー効率のサステナブルなモビリティ社会を目指して

11月 15, 2010

 フィリップス ルミレッズ LUXEON自動車ライティング部門 戦略マーケティング ディレクターのダーク・ファンデルハーゲンは、Green Device 2010の「Green Deviceサミット」にて、自動車用LED照明市場の展望について講演及びディスカッションを行いました。

 

 ダーク・ファンデルハーゲンは、自動車用LED照明による効率の良い自動車づくりへの貢献や環境に与える好影響、そして今後の市場について下記の展望を示しました。

 


 

環境に優しい自動車用LED照明によって可能になること

  • 自動車1台当たり0.5~1トンのCO2排出量が削減可能となる(これは燃料にすると 200~400リットルの削減に当たる)
  • バルブ交換が徐々に不要となる
  • 有害物質の削減で、自動車のリサイクルがより簡便になる
    ※Clepa Light Sight Safety発行のファクトシートによるデータ
    ※自動車が廃車になるまでの平均走行距離は、20万kmとしている

 

 

自動車用LED照明がサステナブルなモビリティ社会の実現に大きく貢献

 

  • 全世界で50~100億リットルにも及ぶ燃料使用量を節約
  • 全世界で年間1350~2700万トンにも及ぶCO2排出量を削減(これは300~600万人が排出するCO2排出量に相当)
  • 全世界で最大8億個の電球廃棄物を削減

 

今後の自動車用LED市場の普及予測

  • 現在から2012年ごろは導入期に当たり、その特徴的なスタイリングによりプレミアム車への導入が進む
  • 2012年から2014年ごろは普及期となり、エネルギー効率・CO2排出量削減・コスト効率というメリットからハイブリッド車・電気自動車・エコカーへの導入が進む
  • 2014年以降が本格的な乗り換え期となり、トータルコストのメリットから量販車種への導入が進む

 

ダーク・ファンデルハーゲンは、以上の展望に加え、より具体的に自動車用LED照明の導入背景、エネルギー・CO2排出量削減数値、導入事例について述べています。詳しくは次ページをご参照ください。

 

<参考:自動車用LED照明の導入背景>
 1950年代以降、自動車用ヘッドライトは、白熱灯、ハロゲンH1/H4/H7、キセノンHIDへとその方式を進化させ、エネルギー効率を高めてきました。2000年代からはLEDの開発・導入が進み、現在、350mAの駆動電流では、高パワーLEDの光源効率は、既にキセノンHIDに匹敵するものとなっています。
LED照明導入が進む背景として、世界規模のCO2排出量削減の要請と政府による規制、さらにエコロジーに対する生活者意識の高まりが挙げられます。例えば欧州ではCO2排出量を厳しく制限。2012~2015年を移行期間とし、2015年には乗用車1台当たり平均 130g/kmへの削減を、2020年には95g/km への削減を目指しています。こうした規制により、米国・欧州・中国・日本を始めとする自動車業界では、高エネルギー効率の技術を通じてCO2排出の削減を行っています。こうした高エネルギー効率技術の一端を担うのが自動車用LED照明なのです。
現在1ワット当たり100ルーメンの明るさを発揮する高出力LEDは、今後3~5年で1ワット当たり150ルーメンの高出力LEDへと進化していきます。また、よりコスト効率の高い単一灯式LEDロービームも実現予定です。

 

<参考:LED照明を導入した場合のエネルギー・CO2排出量削減数値>
LED照明を導入した場合のエネルギー・CO2排出量削減のポテンシャルは下記のようになります。

  1. ロービーム
    • 1g/kmのCO2排出量削
    • 消費電力を136W(ハロゲン灯)から40W に削減
  2. 昼間点灯照明
    • 1g/kmのCO2排出量削減
    • 消費電力を50W(白熱灯)から5Wに削減
  3. 停止・位置表示灯
    • 0.3g/kmのCO2排出量削減
    • 消費電力を75W(白熱灯)から14W に削減

     

 

<参考:LUXEON導入事例>
 LUXEONは下記に示すような車種に導入され、高エネルギー効率と消費電力削減を実現しています。
導入事例:メルセデス・ベンツのLED昼間点灯照明

 従来の白熱電球では1ワット当たり20 ルーメンであったのに対し、このLED では100ルーメンの明るさであり、エネルギー効率は5倍になっています。また消費電力を白熱電球の50Wに対し8W以下に削減しています。
 

 

日本におけるフィリップスについて

ロイヤル フィリップス エレクトロニクスは、1953年にフィリップス製品の日本市場への輸出を開始しました。2008年に呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、2010年にフジ・レスピロニクスは組織および社名を変更し、フィリップス・レスピロニクス合同会社となりました。
現在、株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル等の事業部から構成され、フィリップス・レスピロニクス合同会社と合わせ、約1,600名の従業員を擁し、全国約75ヶ所に事業所を展開しています。
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp

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ロイヤル フィリップス エレクトロニクスについて

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PHI)は、タイムリーな革新を通じて人々の生活の向上を目指し、多様化する健康と
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ヘルスケア、ライフスタイル、ライティングにおける世界のリーダーとして、お客
様の視点やブランドプロミスである“sense and simplicity(センス アンド シンプ
リシティ)”に基づいて、人を中心に技術とデザインを統合します。世界60ヶ国以上
に118,000人の従業員を擁し、2009年の売上は230億ユーロで、心臓病ケア、急患治
療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新しい照明のアプリケーショ
ンのマーケットリーダーであると同時に、薄型テレビ、男性用シェーバーやグルー
ミング、ポータブルエンターテインメントそして、オーラルヘルスケアなど、人々
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