フィリップス、中日新聞社と共同で名古屋市の地域住民の安全をサポートするためAED(自動体外式除細動器)の「適正配置」を推進

11月 14, 2013

 2004年7月に、日本で一般市民によるAEDを使用しての除細動が認められてからAEDは急速に普及し、2004年には7,151台*1だった国内におけるAEDの総設置台数は、2011年12月末時点では383,247台*1と53倍以上に拡大しました。

 

 しかしながら昨年、日本循環器学会AED検討委員会および日本心臓財団が「AEDの具体的設置・配置基準に関する提言」*2を発表し、AEDは施設に1台あれば良いのではなく、使用する環境にあわせて設置台数を考慮し、戦略的・効果的に設置する必要があると提言しました。
つまり、AEDの「適正配置」が求められているのです。

 

 50年以上にわたり心肺蘇生や突然の心停止と闘う革新的な製品を世に送り出してきたフィリップスは、本提言を真摯に受けとめ、AEDの「適正配置」を推進するため、さまざまな活動を行っております。

 

 この「適正配置」推進活動の一つとしてフィリップスは、2013年3月10日に開催された「名古屋ウィメンズマラソン」で、「発見から3分以内の除細動の実施」を実現するため、マラソンコース沿道500メートル置きに日本国内マラソン大会過去最多*3となる134台のAEDを「適正配置」し、ランナーの安全な走行をサポートしました。

 

フィリップス社製AED:(左)ハートスタートHS1、(中)ハートスタートFRx、(右)ハートスタートFR3

*1 「平成23年度厚生労働科学研究費補助金 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業 循環器疾患等の救命率向上に資する効果的な救急蘇生法の普及啓発に関する研究 平成23年度研究報告」より
*2 「心臓(Vol.44, No.4, 2012)」(発行:日本循環器学会AED検討委員会、日本心臓財団)掲載
*3 日本陸上競技連盟調べ

 

またフィリップスは、大会前日の3月9日に、NPO法人 愛知万博記念 災害・救急医療研究会(理事長:野口 宏 氏)と共に、本大会主催者の中日新聞社にAED 5台を寄贈しました。これは名古屋地域の一般市民ランナーの安全をサポートするための施策です。

 

 

3月9日のAED寄贈式:(左)中日新聞販売店 加藤史典氏、(中)フィリップス 常務執行役員 島田和実、(右)NPO法人 愛知万博記念災害・救急医療研究会 理事長 野口宏 氏

 

 マラソンで最も懸念されることの1つが突然の心停止で、マラソン中のランナーにおいては6万人に1人 *4に心肺停止が発生するとも言われています。そして突然の心停止の主な原因である心室細動に対する唯一の治療法が除細動です。ジョギングを日課としている人の中には、勤務前の早朝に住宅街を走る方も多いと思いますが、一般的に早朝の住宅街でAEDを見つけることは困難です。つまり早朝ジョギングの最中、突然の心停止に襲われた場合、命の保証がないということになってしまいます。

 

 そこでフィリップスは、住宅街など街中の至る所に存在し、早朝から営業する新聞販売店が、早朝ランナー、ならびに地域住民の皆さまの安全をサポートする拠点となることを願って今回のAED寄贈を実現させました。

 

 またフィリップスは、本AED稼働に際しての事前トレーニング、ならびに設置後の効果測定の検証をNPO法人 愛知万博記念 災害・救急医療研究会と共同で行い、今後のAEDの「適正配置」のさらなる推進、救命率の改善に役立ててまいります。

 

 中日新聞 烏森専売店 加藤史典店主(名古屋中日会名誉会長)は「今回、寄贈頂いたAEDは、名古屋市内の中日新聞販売店5店舗に配備し、7月から稼働を開始いたしました。これらのAEDにより地域の皆様の安全に貢献できればと願っています。中日新聞販売店は町のセーフティー・スポットとして地域の皆様にお役立てるよう今後も取り組んでいきます」と述べています。

 

 フィリップスは今後ともさまざまな活動を通じて、AEDの「適正配置」を推進し、より安全な日本の社会の構築に貢献してまいります。

 

*4  Tomoya KINOSHI,Hideharu TANAKA et al:The effectiveness of quick response roadside rescue team on the marathon race,Poster presentation,European Resuscitation Council Congress(Valletta, Malta),2011

 

AED取り扱いについての注意点
・AEDを設置した際は、AED管理者が、製造販売業者の推奨する保守点検を実施するとともに、AEDの常時使用可能な状態の確認をしてください。電極パッド、バッテリの使用期限の確認、および期限内の交換の実施を確実に行ってください。(電極パッドは使い捨てのため、再使用は禁止されています。)
・製品に同梱された表示ラベルは、電極パッド、バッテリ等の消耗品の使用期限がわかるように本体またはキャリングケース、キャビネット等のわかりやすい位置に設置してください。表示ラベル等が添付されていない場合は販売業者へ連絡してください。
・以下の場合は管理者が製造販売業者へ連絡してください。
- 不測の事態が発生したとき
- 譲渡するとき(高度管理医療機器等販売業の許可業者に限る)
- 廃棄するとき
・8歳未満の小児に対する成人用(標準)モードでのAED の使用は、小児用パッドあるいは小児用キーによる小児用モードを備えたAED が近くにない等、やむを得ない場合に限り使用してください。また、小児に使用する場合には、2 枚のパッドが触れ合わないよう特に注意してください。
・ 添付文書を必ずお読みください。
 

 

AEDは救命処置のための医療機器です。AEDを設置したら、いつでも使用できるように、AEDのインジケータや消耗品の有効期限などを日頃から点検することが重要です。製造販売業者または販売業者が、設置者の保守管理の手間を軽減する独自のサービスをご用意しております。お客様のご都合に合わせて、これらを利用し、いつでもAEDが使える状態にしておいてください。


 

販売名:ハートスタートHS1
医療機器承認番号

  :21700BZY00426000
特定保守管理医療機器

  /高度管理医療機器

 販売名:ハートスタートFRx
医療機器承認番号

  :22000BZX00305000
特定保守管理医療機器

  /高度管理医療機器 

販売名:ハートスタート FR3
医療機器承認番号

  :22300BZX00259000
特定保守管理医療機器

  /高度管理医療機器

「名古屋ウィメンズマラソン」について

「名古屋ウィメンズマラソン」は、2011年まで国際大会の選考会であった「名古屋国際女子マラソン」を継承し、エリートランナーに加え一般市民も参加可能としてリニューアルし2012年より開催されているもので、女性だけのマラソン大会として世界最大の参加者数としてギネス世界記録に登録されている大会です。2013年は3月10日に愛知県名古屋市で開催され、フィリップスは2年連続オフィシャルヘルスケアパートナーとして、マラソンコース沿道に国内過去最多となるフィリップス社製AED 134台を適正配置し、ランナーの安全な走行をサポートしました。
フィリップスの「名古屋ウィメンズマラソン2013」での活動の詳細につきましてはプレスリリースをご覧ください。
(http://www.newscenter.philips.com/jp_ja/standard/about/news/healthcare/130212_Nagoya_Marathon.wpd)

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日本におけるフィリップスについて

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、1953年に日本電子開発株式会社としてフィリップス製品の日本市場への輸入を開始し、いくつかの企業統合や社名変更等を経て2005年に社名を株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンに変更しました。現在は、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル等の事業部から構成されています。2008年には、呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、同社は2010年に社名をフィリップス・レスピロニクス合同会社としました。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、フィリップス・レスピロニクス合同会社と合わせて約1,700名の従業員を擁し、全国約80ヵ所に事業所を展開しています。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp

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ロイヤル フィリップスについて

ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の生活の向上を目指して常に革新的であり続け、ヘルスケア、コンシューマーライフスタイル、ライティング分野において健やかで満ち足りた暮らしを提供する企業です。本社はオランダで、2012年の売上は248億ユーロ、世界100ヵ国以上に約114,000人の従業員を擁しています。循環器疾患ケアや急性期疾患の診断治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新たな照明アプリケーション、および男性用シェーバーやグルーミング、オーラルヘルスケアにおいてリーダーシップを発揮しています。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/

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本件についてのお問い合わせ

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン 
ブランド コミュニケーション部 TEL: 03-3740-4551

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製品に関するお問い合わせ

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン 
AEDコールセンター  TEL: 0120-802-337 / 03-3740-3269

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