 心臓が正常な状態に戻るかどうかは、心臓が停止してから除細動を行うまでの時間が大きく影響します。一刻も早い処置が救命率を上げるのです。
救急車の到着までに要する時間は、現在、約8分といわれています。
ところがこれは、救急車が消防署を出た瞬間から現場へ到着する瞬間までの平均所要時間で、実際には、傷病者を発見して119番に通報し、救急隊員が現場へ駆けつけ除細動を行うまでには、さらに時間を要します。
除細動(心臓ショック)をして、心臓が正常な状態に戻るかどうかは、心臓が停止してから除細動を行うまでの時間が大きく影響します。
除細動の成功率は、1分経過するごとに、約10%減少します。5分経過すると救命率は50%にも落ちるのです。
ただし、傷病者を発見してから、その場に居合わせた人(バイスタンダー)がすぐさま心肺蘇生を行うと、この救命率は、倒れてから除細動までの時間に関わらず改善するのです。 |